
ドル円の見通しをお届け。
はじめに、ドル円のリスク材料を紹介。
(上昇材料)
- 高市さんが首相?
(下落材料)
- ジャクソンホール
- 日銀 利上げなるか?
現在のドル円は、中長期的に下落材料を予想。日米金利差の縮小予想からドル円は、ある程度下落する予想です。
一方、短期的にも下落目線。日銀利上げ観測期待・FRB利下げ観測期待により、中長期的に下落する初動の動きと見といます。
短中長期ポイントになるのが、やはりジャクソンホールでのパウエル議長の発言になります。それと、日銀の動向にも注目していきましょう。
それでは、上記の内容を基に、ドル円相場の見通しを、ほび太が解説していきます。
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
ドル円 リスク材料
日米金利差の縮小に9月・10月と注目を集めます。おそらくFRBは、多くても2回の利下げ、サプライズで年内3回の利下げ。問題は日銀ですね。直近では、8月22日にジャクソンホール会議で発言するパウエル議長の演説に注目。
それでは、もう少し詳しく解説します。まずは、上昇材料からです。
高市さんが首相?
石破総理の続投に自民党内からも批判が出ている為、自民党首選が始まるかもしれません。そうなった場合、高市氏しかいないという声も。
さて、高市氏が総理大臣になった場合、女性初でしょうか?もっと取り上げられるべきだと思いますが、一応、為替では円安になるかと思います。その理由としては、高市氏が掲げる政策には消費税減税があるからです。その他、利上げに反対派だからです。
という事で、高市氏が総理大臣になった場合、円安の動きになるでしょう。
次に、下落材料を紹介します。
ジャクソンホール
8月22日、ジャクソンホール会議でのパウエル議長の演説に注目が集まります。
7月米雇用統計・米CPIの低下により、年内3回の利下げ観測が高まりましたが、その後の7月PPIの発表により、年内2回の利下げ観測に後退。
さぁ、来年満期を迎えるパウエル議長は、どんな発言をするのか?トランプ大統領に気を使い、ある程度ハト派姿勢にシフトするか、または、トランプ大統領の圧力を無視して、年内1回の利下げを見通すのか?
あ、現時点では、FRBメンバーもタカ派姿勢が多い事から、9月の利下げを含め年内1回の利下げが優勢です。
とは言え、9月の利下げ後、なお米指標の結果が悪い場合は、年内2回の利下げもあり得ると思います。
日銀 利上げなるか?
実質GDP第2四半期の結果は良好で、10月の利上げの可能性が高まってきました。というよりは、利上げの準備ができたと言った所でしょうか。また、政府内かも利上げを要請する声もあるので、利上げが現実的になってきました。
ただ、実際は日銀の植田総裁次第だと思います。今までハト派姿勢を継続してきた日銀ですから、実際の所は、かなり不透明です。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
ドル円 日足

現在の日足は、エリオット波動E波のダウントレンドを予想。140円まで下落する予想でいますが、実際は、140円を下抜けて欲しい所ですね。
ドル円 4時間足

現在の4時間足は、エリオット波動A波のダウントレンドを予想。144円辺りまで下落する予想で見ています。
ドル円 1時間足

現在の1時間足は、エリオット波動B波のレンジ相場を予想。将来的には、148円を条件に、146円を下抜け144円辺りまで下落する予想でいますが、戻り売りが足りないような感じがしていて、もしかしたら、一旦、150円まで上昇するかもしれません。
とりあえず、148円を上限に下落するか確認していきましょう。
では、ありがとうございました。
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