
ドル円の見通しをお届け。
現在のドル円は、中長期的に下目線が継続。ただ、151円を超えてくるような事があれば上昇目線の可能性もあります。
短期的には、146円〜149円のレンジ相場で、方向感がない状態です。米利下げ観測でドル売りが強いか、または日本首相の話題で円売りが強いかによると思います。
それでは、ドル円の見通しを、ほび太が予想していきます。
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
ドル円 リスク材料
現在のドル円の材料は単純。米利下げ観測が強まりドル売りが優勢となるか、はたまた日本総理大臣交代でリスクオンの円売りが強まるかによります。
それでは、もう少し詳しく解説します。
米利下げ観測強まる
こちらの材料は、ドル売り円買い材料です。
9月5日に発表された米雇用統計は、予想を下回る結果となり、米利下げ観測が1回から3回に上昇。ただ、関税リスクによる米物価高で、今後、米生産者物価指数・米消費者物価指数が上昇しやすい局面なので、予想以上の結果になるかも。そうなった場合、再び米利下げが後退するかもしれないので、まだまだ米金利予想が変動する場面です。
ほび太の予想では、年内1回〜2回の利下げを予想していますが、じゃ〜ドル売りが優勢となるかは、次の材料次第となるでしょう。
石破首相の後任は?
この材料は、円売りドル買い材料です。
9月7日に辞任を表明した石破首相ですが、後任は誰になるのかに大注目です。
円売り材料は間違いないですが、誰が首相になるかで、更に円売りが加速する可能性があるので警戒が集まるでしょう。
因みに、最有力候補の高市氏が首相になった場合は強烈な円売りとなります。理由については、日銀による利上げを以前から反対しているからです。ですが分かりません。石破首相も、利上げを望んでいましたが、いざ総理大臣になると利上げに躊躇しはじめましたからね。
実際の所、高市氏が首相にならないと分からないものです。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
ドル円 日足

現在の日足は、エリオット波動D波の調整波と見ていて、E波で下落する予想でいます。とりあえず、151円でヘッドアンドショルダーになっているので、151円のレジスタンスラインを上限に下落する予想でいますが、正直、石破首相の辞任はサプライズ材料なので、ここから上昇する可能性もあります。151円を超えるような事があれば、下落目線は危ないかもしれません。
ドル円 4時間足

現在の4時間足は、エリオット波動4波の調整波で5波でもう1段階の上昇、もしくはエリオット波動2波の調整波で3波で下落する予想です。
日足のヘッドアンドショルダーが効いていれば、間違いなく下落目線なのですが、自民党首選が、どれだけの円売り材料にらなるかによります。
では、ありがとうございました。
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