
カナダドル円の見通しをお届けします。
中長期的には、テクニカル上、見にくい相場になってきたので、しばらくは4時間足・1時間足で見ていきたい場面です。
その4時間足・1時間足の短期的な目線としては、上昇目線を予想。やはり、高市トレードが、円売りを大きく加速させている印象。
それでは、ほび太が、もう少し詳しくカナダドル円相場を解説していきたいと思います。
カナダドル円 リスク材料
現状のカナダドル円は、円売り再開で上昇中。高市トレードからの日銀利上げ見送り報道が円売りを加速されています。また、何だかんだで、米中貿易摩擦合意期待があるのかも…
ただ、当然リスク回避の円買い材料もあるので、その辺も注意していきましょう。
それでは、もう少し詳しく解説します。
日銀利上げ見送り
この材料は、リスクオン材料です。
10月の日銀政策決定会合では、0.5%の据え置き予想が90%となっているので、ほぼ据え置きが濃厚。理由は、高市政権になりたてで、政治内が不安定との事。
ただ、2026年1月までは、利上げの許容範囲みたいなので、急ぐ必要はない事から10月の会合では、据え置かれるみたいです。
さぁ、この展開に円売りが加速。12月の会合まで1ヶ月以上あるので、一旦、円買いは見送りですね。
不透明感が強い米中貿易摩擦
この材料は、リスクオフ材料ですが、今後の展開については、合意期待が示されている為、リスクオン材料となる予想です。
レアアースを巡って米中貿易摩擦が加速。でも、米中貿易摩擦が加速しているにも関わらず円買いにならない所を見ると、もしかしたら、合意期待が強いのかも…
ほび太としても、アメリカは、報道からレアアースを欲しがっているのは間違いないと思うので、合意されると見ています。
ただ、現時点では、合意されていない状態。
今回の米中貿易摩擦では中国側が有利な事から、アメリカが納得すると言うよりは、中国を納得させないと!っていう感じの貿易摩擦になっているので、今までのアメリカ主導の貿易摩擦ではなさそうですね。
引き続き、合意するかに注目です。
FOMC 利下げ優勢
この材料は、リスクオフ材料です。
年内2回の利下げが高まっています。政府機関閉鎖で、注目となる雇用統計の発表が見送られていますが、一部メディアの予想では、雇用が、かなり悪いと予想されている為、ドル売りの展開になりそうな感じがしましたが、不安定な日本情勢で円売りが優勢になっているので、現時点では、相場に反映されていないみたいですね。
カナダ情勢
この材料は、リスクオフ材料です。
直近で言えば、カナダに関税を課けているトランプ大統領が、関税回避の向けた交渉の打ち切りを発表した事です。
理由は、カナダに課けた関税を悪く言う広告を、カナダが作ったとの事です。カナダからしてみれば、しまった!と言う感じでしょうか。
この影響で、若干、カナダドル円は下落。ただ、上値が重い展開に。
その他、経済指標では、下げ切った事から、今後の指標結果は落ち着いた結果になるのかなぁと言う印象があります。
カナダドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
カナダドル円 4時間足

現在の4時間足は、エリオット波動C波のアップトレンドを予想。
長いレンジ相場を上抜け、108円からの押し目買いを狙いたい場面。当然、108円を下抜ければ、再びレンジ相場となります。
ただ、108円もしくは108.5円の押し目買いは、狙いやすい場面なので、ここは上昇目線で良いかと思います。
カナダドル円 1時間足

現在の1時間足は、エリオット波動3波のアップトレンドを予想。アップトレンドラインから外れてしまいましたが、109円のサポートラインで支えられている状態。
109円を下回れば、108.5円・108円まで下落後、エリオット波動5波で再び上昇する予想でいます。
では、ありがとうございました。
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