ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

豪ドル円予想(高市トレードから米中首脳会談へ)

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ドル円の見通しをお届けします。

中長期的に、下目線を予想していますが、現在は上昇中。わけのわからない相場です。短期的には、最後の上昇を迎えていますので、あるポイントが下目線の合図であれば、ここから下目線で良いかもしれません。

どちらにしても、まずは、アップトレンドラインに逆らわないトレードを心掛けていきましょう。

さて、現在の相場は、間違いなく高市トレードによる円売り相場。もちろん、ここから下目線となる材料も十分あるので、その辺の材料の進展に注意です。

それでは、もう少し詳しく豪ドル円相場の見通しを、ほび太が解説します。

はじめに

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!

ドル円 リスク材料

冒頭でもお伝えしたように、現状の円売りは高市トレードによるもの。ただ、高市トレードが一服した場合、米金利低下・米経済鈍化・米政府機関閉鎖リスク・米中貿易摩擦リスクなどで、下目線に切り替わる可能性があります。

ただ、まずは、現状のアップトレンドラインに従いながら、下目線も視野にいれトレードしていましょう。

それでは、もう少し詳しく解説します。

高市トレード継続中

この材料は上昇材料です。

高市新総理が誕生し、相場は円売り方向継続。何故、円売り方向へ向かっているのかですが、高市新総理になってから、政治内が不安定という事で円売りになっている事。それから、積極財政を掲げている高市政権で、日銀による利上げが遠のいた事。以上2点が円売りの理由になります。

さて、その日銀ですが、10月の会合では据え置きが濃厚。12月・1月が有力となっています。ただ、本当に利上げを実施するのかが疑問。現時点では、利上げ体制が整っている状態で、どうせ利上げするのだから、急いで10月にやるよりかは、12月・1月でやっても同じ事みたいな感じでメディアが報道していますが、では円高になった場合は?を考えると、少し疑問です。

とは言え、仮に12月・1月で利上げする場合、世界情勢から金利差が縮まるので、徐々に円高方向に向かうのかなぁっと、そんな見方でいます。

金利低下へ

この材料は、下落材料です。

9月の米CPIの結果は若干の低下。それでも、前年度比3.0%を維持しているので、正直、そこまで米ドル売りにならないと思っています。

ただ、年内の米金利は2回の利下げが最有力で、年明けも利下げする可能性がある事から、米ドル売りが加速する可能性があります。

ただ、現在の所、円売りが優勢になっているので、現時点では米ドル売りの反応はないみたいですね。

金利低下へ

この材料は、下落材料です。

9月の豪雇用統計の悪化により、11月のRBA理事会では、-0.25%の利下げを実施する可能性が70%以上となっています。

失業率が、一気に0.3%も上昇したのは驚きです。

もしかすると、景気上振れがピークに到達したのかも?と思われるくらいの結果となりました。

現時点では、他の先進国と比べ、景気が良いオーストラリアですが、そろそろ落ちてくるかなぁっと少し思っています。

とにかく、豪・日金利差も縮小し始めてきているので、やはり中長期的に見れば、下目線である事は間違いみたいですね。

米中貿易摩擦

10月25日、レアアース・対中関税100%を巡り、米中閣僚級会議が行われ、(非常に建設的だった)とポジティブ発言を発表。

10月30日に予定される米中首脳会談が無事に行われる為の良い会談だったみたいですね。

今回の米中貿易摩擦では、明らかに中国側が有力な立場になっているので、アメリカ側はお願い側かな?という印象。

ただ、世界にはアメリカ側が有利な立場を見せつけるために、対中関税を100%に上乗せています。

ただ、最後は合意する可能性が高く、その期待から、現在の円安相場は、米中貿易摩擦の影響もあるのかなぁとも思っています。

ただ分かりません。幾度となく揉めてきた2国なので、合意しない可能性もあります。そうなると、全面円高要因であり、オーストラリアであれば尚更です。

まずは10月30日の米中首脳会談に注目です。

ドル円 テクニカル分析

ここからは、テクニカル分析で解説します。

ドル円 日足

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現在の日足は、エリオット波動B波のアップトレンドを予想。アップトレンドラインがB波です。

ただ、ここまで上昇すると、何だか怪しく自信がなくなってきます。

一応、100円が反転ポイントと見ており、ここを抜けると上昇しやすくなるので注意です。

ドル円 4時間足

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現在の4時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。ダウ理論で言えば、3段階目の上昇となります。

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さて、上昇は継続されていますが、アップトレンドラインから下方向に一度抜けています。もし、この下落が反転ポイントであれば、やはり100円のレジスタンスラインから下目線で見ていきたい場面。

とは言え、一旦、様子見していきましょう。

ドル円 1時間足f:id:Original23:20251026173128j:image

現在の1時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。トレンドラインを引いていますが、一旦、100日移動平均線を下回る押し目が欲しいです。その押し目から、再度、アップトレンドを引き、そこを下抜ければ、下落目線で見ていきたいと思います。

という事で、上記の形状が整うまで上昇目線で見ていきましょう。

では、ありがとうございました。

ほび太より

ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。