
ドル円の見通しをお届けします。
中長期的には下目線継続。おそらく、154円〜155円が反発ラインの為、そこを上抜ければ上目線。
短期でも上昇目線。ただ、最後の上昇になると思うので、短期的な上昇で154円〜155円のラインを見ていきたい場面です。
さて、10月末まで重要な指標ばかりですね。おそらく下落して上昇、もしくは下落して上昇して、再び下落する2択の流れで見ていきたいです。
それでは、もう少し詳しくドル円相場の見通しを、ほび太が解説します。
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
ドル円 リスク材料
FOMC・日銀政策決定会合・米中首脳会談と続く、ここからの展開。ダークホースで米政府機関閉鎖の進展と高市トレードが気になりますが、まずは、上記3つの指標に注目していきましょう。それでは、もう少し詳しく解説します。
FOMC
年内2回の利下げが優勢の中、10月のFOMCが開催されます。米政府機関の閉鎖により、手がかりとなる重要経済指標のデータがなく、市場は予想しにくい状態でFOMCを迎えるので、毎回ですが、パウエル議長の発言に注目が集まります。
さて、10月の利下げは、FRBメンバー・地区連銀総裁などの事前の発言により、ほぼ濃厚と言った所ですが、12月の利下げについては、まだ発言が少ないですね。一応、市場は90%の確率で、利下げを実施する予想ですが、10月のFOMCでのパウエル議長の発言次第では、12月の利下げ確率が後退する可能性があるので、そこは注意ですね。
また、米政府機関が開放された場合、一旦、ドル買いとなるので、そこも注意ですね。
日銀政策決定会合
10月末に開催される日銀政策決定会合ですが、ほぼ濃厚で据え置きとなっています。
植田総裁の会見も、何事もなく終わる予想ですが、どちらかと言うと、やっぱり植田総裁=円売りという印象が強いので、上昇しそうな感じがします。
さて、12月・もしくは1月にも利上げする可能性が高くなっていますが、最後までわからないのが日銀ですね。もしかすると、利上げしない!なんて事もあり得そう。
まずは、10月末の日銀政策決定会合での植田総裁の発言で確認していきましょう。
米中首脳会談
10月27日、米中首脳会談前に貿易摩擦に、一旦、終止符が打たれました。内容は、100%の関税を撤廃する代わりに、レアレース規制を1年間停止という結果でした。
この報道で、一時、上昇しましたが、重要な経済指標が控えている為、その後は下落。
では、首脳会談では何を話すのか?
引き続き、大注目ですね。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
ドル円 日足

現在の日足は、エリオット波動D波と予想。
ほび太的には、ここから下抜けして140円まで下落するイメージで見ていますが、アップトレンドラインに沿って上昇している限り、上目線が継続なので注意してください。
153.5円〜154円が反発ポイントとなるので、そこを抜けると上昇目線です。
ドル円 4時間足

現在の4時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。ダウ理論でいう3段階目の上昇となっています。

さぁ、その5波の上昇は、このような形となっています。引き続き、アップトレンドラインを下抜けない限り、上昇目線で見ていきましょう。
ドル円 1時間足

現在の1時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。ダウ理論でいう3段階目の上昇です。
しっかり、150円からの押し目買いとなっていて、綺麗なエリオット波動だと思います。

5波の内部は、152.6円〜153.3円のレンジ相場となっています。おそらく、今週は、このレンジ相場を維持して、再び上昇する予想で見ていきたい所です。
では、ありがとうございました。
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