ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

豪ドルドル予想(据え置きに変更か?RBA理事会)

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豪ドルドルの見通しをお届けします。

中長期的には、ファンダメンタルで言えば上昇目線で、テクニカル的には不透明。短期的には、底堅さがあるので上昇目線で見ても良い場面ですね。

さて、現状の堅調な豪経済が表面化してきた事により、RBA理事会では、利下げ予想が据え置き予想に変更されました。豪ドル買いが継続されるかに注目。

それでは、もう少し詳しく豪ドルドル相場の見通しを、ほび太が解説します。

はじめに

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!

豪ドルドル リスク材料

堅調な豪経済は、RBA理事会を迎えます。一方米経済は、米政府機関閉鎖継続から開放リスクに警戒。

それでは、もう少し詳しく解説していきます。

据え置き変更 RBA理事会

この材料は、豪ドル買い材料となります。

先日発表された豪CPI第三四半期の結果が好調だった事を受け、豪雇用統計失業率の上昇で利下げが優勢だった豪金利が、据え置きに変更され豪ドル買いとなりました。

先進国の中では、かなり高い豪金利で、豪雇用統計は低下したものの、ブロック総裁は、労働市場は急落する事はなく、失業率は、再び低下する可能性があるなどの発言により、豪ドル買い加速しました。

市場の予想では、年内まで1回の利下げを予想していましたが、CPI第三四半期の結果を受け、年内据え置き予想となっています。

中長期的な豪ドル買いに期待が集まりそうですね。

FOMC

この材料は、米ドル買い材料となります。

年内2回の予想をしていた市場とは逆に、FOMC後のパウエル議長の会見は、12月の利下げを、データ不足という理由から否定。

この発言により、米ドル買いの反応になりました。

データとは、米政府機関閉鎖中に発表されなかった経済指標の事です。

市場の予想は、米雇用統計を中心に悪化しているという予想ですが、こればかりは発表されない限りわかりませんね。

米中貿易摩擦 一時停止

この材料は、米ドル買い優勢の材料となりました。

米中貿易摩擦の再燃により、一時米ドル売りとなりましたが、先日行われた米中閣僚級会議・米中首脳会談により、貿易摩擦は、1年間停止となりました。

内容は、レアレースなどの輸出規制を1年間停止。米国産大豆を1200万トン購入、更には米国産大豆を3年間、年2500万トン購入という形で、米中貿易摩擦が緩和されました。

この報道で、米ドル買い反応となりました。豪ドル買いになってもおかしくない場面ですが、米国産大豆の購入が大きかったのでしょう。

米政府機関閉鎖継続へ

この材料は、米ドル売り材料となります。

米中貿易摩擦が緩和されても、米ドル売り材料は継続されています。もちろん、米政府機関閉鎖リスクですね。

もう1ヶ月が経ちますが、依然、閉鎖が継続されています。

開放後、一時的に米ドル買いになりそうですが、閉鎖中に発表がなかった米雇用統計の悪化を中心に、豪ドルドル相場は、米ドル売りの上昇予想でいます。

まぁ、引き続き、報道に注目しときましょう。

豪ドルドル テクニカル分析

ここからは、テクニカル分析で解説します。

豪ドルドル 4時間足

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現在の4時間足は、エリオット波動C波のアップトレンドになる予想でいます。

0.6510.652からのサポートラインで支えられていて、おそらく0.66を上抜けする予想です。0.66を完全に上抜けた場合、更に上昇に期待されそうなので、豪ドルロングが増えそうな予想でいます。

ただ、問題は、米政府機関閉鎖の開放リスクであり、その期待から米ドル買いになる可能性も。また、米中貿易摩擦の正式な発表も控えていますね。更には、開放後、仮に米経済指標が予想以上に強かった場合の事も考えて、中期的なトレードは、0.66を上抜けてからの方が良いかもしれませんね。

豪ドルドル 1時間足

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現在の1時間足は、2段階目のダウ理論が終了していて、ここから3段階目のダウ理論となる事を仮定して、エリオット波動4波の調整波を予想しています。

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ただ、やはり0.65からのサポートラインにより、上昇目線で考えたい場面。RBA理事会もありますからね!

となると、3段階目のダウ理論は否定され、再び上昇目線に切り替わる可能性があります。

という事で、現在の下落をエリオット波動2波と見て、0.65からの上昇を3波のアップトレンドを予想していきましょう。

では、ありがとうございました。

ほび太より

ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。