豪ドルドルの見通しをお届けします。
はじめに、ほび太が予想した豪ドルドルのテクニカル分析結果は以下の通りです。
続いて、豪ドルドルのリスク材料を紹介。
(落下材料)
- 米金利据え置きの可能性
- トランプショック
- 豪経済が堅調でも豪ドル売り
現在の豪ドルドル相場は、中長期的に落下目線で、短期的には0.66ドル辺りで上昇目線、それまでは下目線を予想していきます。
さぁ、1ヶ月前までは米経済鈍化懸念で豪ドル買い先行の流れでしたが、やはり米経済は強かった!という印象です。一方、豪経済も堅調ですが、対米経済では豪ドル売りになってしまっています。その事から、仮に豪経済が利下げを実施した場合、更に豪ドル売りが増すとみているので、中長期に渡り豪ドルドル相場が落下する予想でいます。おまけに、トランプショックで米ドル買いになりそうですからね。
それでは、上記の内容を基に、豪ドルドル相場の見通しを、ほび太が解説していきます。
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
豪ドルドル リスク材料
現時点では、上昇材料が見当たらない豪ドルドル相場。豪経済は堅調なんだけど、一向に対米ドルでは、10月はじめに付けた0.695がやっとと言った感じ。それ以降は、米経済鈍化懸念が後退し、現状の展開となっています。
では、もう少し詳しく解説していきます。
米金利据え置きの可能性
11月にも0.25%引き下げ予想となっている米経済ですが、一部メディアでは据え置きも予想されているみたいですね。米経済が堅調な証拠なんでしょう。この報道で、更なる米ドル買いの展開に。
ですが、流石に以前より米経済が鈍化しているのは明白なので、0.25%引き下げが妥当とみています。それでも、当初0.5%引き下げ予想が0.25%まで後退した事が米ドル買いの流れになっているので、0.25%引き下げが実施されても米ドル売りにはならないでしょう。
トランプショック
豪経済としては、中国経済鈍化の影響は大きいですね。
先日、中国政府は大規模金融緩和を発表。一時、豪ドル買いの流れとなりましたが、中国経済は、引き続き鈍化傾向にある事から、豪ドル買いは一時的なものとなりました。
さて、トランプ氏が大統領に就任した場合、怖いのが他国の輸入製品に、関税を更に引き上げる事です。特に、トランプ氏が大統領だった時には、中国製品に関税を引き上げた事が印象的でした。その当時は、豪ドルドルの落下が止まりませんでした。
報道でも、また同じように関税を引き上げる政策を実施してくると市場が予想しているので、今後、豪ドルドルの落下は避けられないと思っています。
豪経済が堅調でも豪ドル売り
堅調な豪経済であっても、対米ドルでは豪ドル売りの展開です。
現状の米金利は、今年初となる0.5%引き下げが実施されました。一方、豪経済は高金利を維持している状態。この状況下で、現在の豪ドルドルは落下しています。
今後も、米経済は鈍化していく見通しから、年末までに0.5%追加引き下げが予想され、おそらく年末までに4.5%まで引き下げられる予想となっています。ただ、すでに相場に織り込んでいる為、ここから、予想通り米金利が年末までに0.5%引き下げとなった場合でも、米ドル売りの展開は想定しにくいとみています。
では、豪経済はというと、ここまで堅調ではあるものの、指標を見る限り、伸び悩みが発生しています。おそらく、豪経済も徐々に鈍化していくと見ています。その事から、豪経済が堅調でありながら、豪ドルドルは下方向を向いている為、豪経済が金利を引き下げた時には、更なる豪ドル売りが発生するのでは?と考えています。
豪ドルドル テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説していきます。
豪ドルドル 日足
現在の日足は、エリオット波動4波の修正波を予想。おそらく、もう一段階の大きな落下が来る予想から、将来的に0.62ドルを下回る展開になると予想している為、中長期的に豪ドルドルは落下する見通しに切り替えました。
豪ドルドル 4時間足
現在の4時間足は、波動では測れませんが、0.68ドルからの上昇に失敗し、0.67ドルまで落下後、綺麗に0.67ドルで抵抗され落下していますよね。この流れでいけば、0.66ドルまで落下する予想でみていきたいと思います。
豪ドルドル 1時間足
現在の1時間足は、4時間足同様、波動では測れませんが、0.67ドルで綺麗に抵抗され落下しています。おそらく新規の米ドル買いが入ったと予想。
このまま、0.66ドルまでみていきたいので、チャネルラインに沿ってトレード。もしかしたら、下限のラインが、もう一段下のラインの可能性があるので注意して下さい。
では、ありがとうございました。
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