ドル円の見通しをお届けします。
はじめに、ほび太が予想したドル円のテクニカル分析結果を紹介。
続いて、ドル円のリスク材料を紹介します。
(上昇材料)
- 米経済鈍化懸念後退
- 石破首相でも円安
(落下材料)
- 米経済鈍化は始まったばかり
- 日銀、12月の利上げに期待
現状のドル円相場は、ドル買い>円売りで、短期的に上昇目線ですが、長期的にはダウントレンドが継続している形となっています。
さて、雇用統計が市場の予想を上回った事で、米経済鈍化懸念が後退しています。一方、日本経済は、石破首相になった事で、利上げに積極的になるかとおもいきや、まさかのハト派姿勢で円安に。
今後の見通しについては、10月9日に公表されるFOMC議事録に注目。続いて、米雇用統計後のFRBメンバーの発言や10月10日に発表される米CPIに注目が集まります。
それでは、上記の内容を基に、ほび太がドル円相場の見通しを解説していきます。
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
ドル円 リスク材料
まずは、ドル円に関連した経済情報を紹介していきます。現在のドル円は、ドル買い>円売りの順です。それらを踏まえ解説します。
米経済鈍化懸念後退
10月4日に発表された米雇用統計は、市場の予想を大きく上回る結果となりました。この影響で、米経済鈍化懸念が後退する形となりました。フェドウォッチを見ると、年内米利下げ予想が、0.75%引き下げ予想が0.5%引き下げ予想に後退しているので、これが証拠になります。
さて、ここから先の見通しとしては、10月9日に公表されるFOMC議事録に注目。パウエル議長が、(利下げを急がない)と発言した理由が気になりますからね。
続いて、利下げに積極的な姿勢でいた一部のFRBメンバーが、米雇用統計の結果を受け、利下げに慎重姿勢にシフトした発言をするかに注目。
最後に、10月10日に発表される米CPIに注目。今回は、前回よりも鈍化する予想の為、少しリスク回避気味で動くと思っていますが、ほび太としては、それ程悪くはない結果になると思っているので、結果、最終的にはドル買いになるかなぁ!っという感じで見ていきます。それと、その後の、米生産者物価指数の結果にも注目していきましょう。
石破首相でも円安
石破首相となった事で円高に触れましたが、自民総裁選後の発言は、はやりハト派姿勢で経済を見ていく方針に変わりはないようです。
その事から、12月の日銀による0.25%利上げ観測が後退する形となりました。
ここからの見通しとしては、10月8日に発表される 日本実質賃金(8月)に注目が集まります。7月は賃金が上昇したので、8月の賃金指数にも期待したい所ですが、 日本・毎月勤労統計-現金給与総額 8月の予想は、前回よりも低下する予想でいる事から、円売りになるかなぁという見方でいます。
続いて、上昇材料を紹介。
米経済鈍化は始まったばかり
米雇用統計の結果を受け、米経済鈍化懸念が後退する形となっていますが、やはり指標を見ていると鈍化傾向にあるのは変わりありません。どちらかというと、過度な鈍化傾向に期待しすぎていた印象があるので、チャートをはじめ、経済指標的にも。ある程度、今の経済状況に適切な数値に戻るような感じがしています。
戻った後は、徐々に円高傾向に進む見通しでいます。
日銀、12月の利上げに期待
石破首相がハト派発言をしたからと言って、12月の利上げ観測がなくなった訳ではありませわ。今後の日本経済指標次第で、利上げ観測が広がって行くので注目していきましょう。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説していきます。
ドル円 日足
現在の日足は、エリオット波動B波の修正波を予想。おそらく149円を上回り、152円もしくは154円まで上昇する予想で見ていきたいと思っています。152円が一番硬そうな印象がありますが、154円も視野に入れていきましょう。
ドル円 4時間足
現在の4時間足は、エリオット波動C波のアップトレンドを予想。一度、147円まで落下した所を、買いたい場面です。
ドル円 1時間足
現在の1時間足は、エリオット波動C波のアップトレンドを予想。もう一段階の上昇後、147円まで落下する予想でいます。
あとは、4時間足同様、147円で買っていきたい場面です。
146円を下回った時点で、ダウントレンドが再開します。
では、ありがとうございました。
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