豪ドル円の見通しをお届けします。
はじめに、ほび太が予想したNZドル円のテクニカル分析結果は以下の通り
次に、豪ドル円のリスク材料以下の通り
(下落材料)
- 米中貿易摩擦に警戒
- 徐々に鈍化してきた豪経済
- 日銀の利上げに期待
(上昇材料)
- 中国景気刺激策に期待
現在の豪ドル円は、引き続き、米中貿易摩擦の警戒から、リスク回避の円買いで、中長期的な落下となっています。また、日銀による利上げ期待が落下をサポートしていますよね。
一方、短期的には、豪ドル円の下落が続く中、中国景気刺激策に期待が集まっているので、一旦、上昇するかもしれません。また、今日まで下落が強かったので、この辺で買い戻して欲しい所ですね。
それでは、上記の内容を基に、豪ドル円相場の見通しを、ほび太が解説していきます。
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
豪ドル円 リスク材料
現状の豪ドル円は、引き続き、トランプ時期大統領による関税発動リスク警戒から、豪ドル円は、リスク回避の円買いから下落。ただ、少し下落が強烈だったこともあるので、この辺で買い戻しに期待したいですよね。
では、買い戻し材料は、一体なんなのか?を予想していきましょう。
米中貿易摩擦に警戒
中長期的なメイン材料となる米中貿易摩擦に注目していきましょう。先日、カナダ・メキシコに25%の関税を課す計画をトランプ大統領から発言がありましたが、加えて、中国にも35%の関税を課すとの報道から、リスク回避の円買いとなり、豪ドル円が下落しました。
現在も、リスク回避の円買いが続いている中、大統領選挙前に発言した、中国に60%の関税を課す事が現実的になったら、更なる豪ドル売りとなる為、豪ドル円は下落するでしょう。また、このようなリスク回避から、テクニカル上、日足レベルでの下落が優勢となっています。
徐々に鈍化してきた豪経済
ここまで堅調だった豪経済も、ようやく鈍化シグナルが発動されました。
先日、豪実質GDP第3四半期は、前月比・前年比ともに、予想以下の結果となりました。
- 前月比 結果0.3%予想0.5%前回0.2%
- 前年比 結果0.8%予想1.0%前回1.0%
この結果に、一部エコノミストは、来年4月、もしくは、早ければ来年2月にも利下げが開始される見通しを示唆しています。
日銀の利上げに期待
12月の利上げ期待が60%に達している日銀利上げ期待。この影響もあるのか、中々、上昇してこない豪ドル円。引き続き、注目していきましょう。
続いて、上昇材料を紹介します。
中国景気刺激策に期待
中国経済が鈍化する中、更なる追い討ちで、米中貿易摩擦で、今後の中国経済に不安が残る状態となっている中国は、 12/11に中央経済工作会議の開催し、今後の成長目標である5%の変動に注目を集めています。また、 近日、中央政治局会議も開催される事から、もしかしたら、大規模な景気刺激策の発表があるかもと、市場が期待。注目していきましょう。
豪ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
豪ドル円 日足
現在の日足は、エリオット波動C波のダウントレンドを予想。初動の動きとなります。
今年末までには、チャネルラインというか、93円のサポートラインを下抜け、その後、93円のレジスタンスラインで戻り売りになるかと見ていますが、それまでは、チャネルライン内で相場が動くようなイメージで見ています。
豪ドル円 4時間足
現在の4時間足は、エリオット波動C波のダウントレンドを予想。中盤の動きになります。
戻り売りを狙うなら、一旦、98円・99円まで上昇して欲しい場面です。それまでは、4時間足でのエントリーは、避けた方が良いでしょう。
豪ドル円 1時間足
現在の1時間足は、エリオット波動C波のダウントレンドを予想。終盤の動きになります。
まさかの米雇用統計の結果を受け、チャネルラインと96円のサポートラインを下抜けてしまいましたので、ここからは、もう一発、戻り売りしていこうと思います。ただ、96円でサポートされているようであれば、上昇する可能性があるので注意。
結果的に、96円のラインをポイントに見た方が良いかもしれませんね。
では、ありがとうございました。
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