豪ドルドルの見通しをお届けします。
はじめに、ほび太が予想した豪ドルドル相場のテクニカル分析結果は以下の通り
続いて、豪ドルドルのリスク材料は以下の通り。
(下落材料)
- トランプトレードで米ドル買い・豪ドル売り
(上昇材料)
- FOMC
- 中国景気刺激策に期待
現在の豪ドルドル相場は、トランプトレードによる米ドル買いで、中長期的に豪ドルドル相場は下落する見通し。また、米中貿易摩擦問題で、中国経済鈍化が加速する可能性がある事から、豪ドルは売られやすい局面です。
一方、短期的には、今月発表されるFOMCでの米利下げ観測が70%まで上昇した事で、米ドル買いが鈍化する予想。また、近日、中国が景気刺激策を実施する可能性から、一旦、どこかの局面で、買い戻される可能性があるので注意して下さい。
それでは、上記の内容を基に、豪ドルドル相場の見通しを、ほび太が解説します。
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
豪ドルドル リスク材料
豪ドルドル相場は、トランプトレードにより下落一色になる予想です。ただ、短期的には、FOMCの利下げリスク・中国景気刺激策リスクがあるので、短期的には上昇する可能性もあります。
それでは、もう少し詳しく解説します。
トランプトレードで米ドル買い・豪ドル売り
トランプトレードによる米ドル買いが、引き続き継続する中、そのトランプトレードの関税計画で、中国経済に打撃を与えています。完全に、豪ドルが売られるパターンです。
トランプ時期大統領による政策は、主に抑制・減税・関税です。
抑制については、移民強制送還により、アメリカ国内での労働不足が予想されます。それでも、賃金を上げてでも雇用しなければならないので、必然的に消費者は給料が増える事から、消費率が上がりやすくインフレ率の上昇に繋がります。
減税についても、消費者の財布の中身が減らななくなる為、同じくインフレ率の上昇に繋がります。
では、関税ですが、現在、トランプ時期大統領は、カナダ・メキシコ・中国製品に関税を課けようとしています。当然、輸入製品が高くなる為、国内製品が買われやすく、また生産者側も雇用を必要とするので、移民強制送還の件もある中、人手不足となり賃金をアップさせて、雇用を増やす事で、消費者の給料が上がり、インフレ率が上昇し、米ドル買いに繋がります。
ここまでは、米ドルが買われやすい状況をお伝えしましたが、関税の件は、中国経済に関係してくる事から、豪ドルが売られやい状況になります。
言わば、豪ドル売り一色になっていく為、今後、豪ドルドル相場は、更に下落していく予想でいます。
続いて、上昇材料を紹介します。
FOMC
今月最後のFOMCでは、米金利の変動に注目を集めています。いまだに、市場の予想は五分五分と言った所。フェドウォッチでは、0.25%の利下げ予想が70%占めていますが、実際の所は、米雇用統計次第になるでしょう。
さぁ、米金利が0.25%引き下がると、当然、豪ドルドル相場の上昇要因に。据え置きの可能性がある為、注意して下さい。
中国景気刺激策に期待
中国経済が鈍化する中、更なる追い討ちで、米中貿易摩擦で、今後の中国経済に不安が残る状態となっている中国は、 12/11に中央経済工作会議の開催し、今後の成長目標である5%の変動に注目を集めています。また、 近日、中央政治局会議も開催される事から、もしかしたら、大規模な景気刺激策の発表があるかもと、市場が期待。注目していきましょう。
豪ドルドル テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
豪ドルドル 4時間足
現在の4時間足は、エリオット波動5波のダウントレンドを予想。終盤の動きです。
0.645ドルで、しっかり戻り売りとなっているので、そこを損切りラインにして、ショートエントリーしていきましょう。
0.63付近まで落下しても良いパターンですね。
豪ドルドル 1時間足
現在の1時間足は、エリオット波動3波のダウントレンドを予想。中盤から終盤の動きになります。
チャネルライン内で相場が動く予想でいますが、チャネルライン内では、レンジ相場になっていた所を下抜けました。なので、ここからは、0.64ドル、もしくは0.641ドルからの戻り売り待ちで見ていきたい場面です。
では、ありがとうございました。
ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。