ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

ドル円の見通し(円を買う要素が見つからない相場に)

スポンサーリンク

f:id:Original23:20241027170428j:image

ドル円の見通しをお届けします。

はじめに、ほび太が予想した、ドル円テクニカル分析結果は以下の通りとなります。

日足は、エリオット波動B波の修正波を予想。将来的にエリオット波動C波のダウントレンドになる予想。
4時間足は、エリオット波動C波のアップトレンドを予想。
1時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。

 

続いて、ドル円のリスク材料を紹介

 (上昇材料)

  • ねじれ国会誕生
  • 日銀政策決定会合に注目
  • 米経済、利下げ観測後退
  • トランプリスク

現在のドル円は、リスク回避の円買いに繋がる要素がない事から短期的には上昇目線。ですが中長期的には下目線です。なぜか…

さて、日銀の慎重姿勢・国会過半数割れなど、円を買う理由がない事から、相場は、全面ドル買いとなっています。正直、日本の国会の中がぐちゃぐちゃになっていますから、内閣の政策が中々決まらない状態になるでしょう。いや!投資家は、不安定な政治で日本が不景気なる事を警戒し、円が今後売られ続ける事を想定しています。

一方、ドルはというと、堅調な米経済に期待、トランプに期待など、ドル買いになる要素が沢山あるので、再びドル円は160円を目指す展開となっています。

それでは、上記の内容を基に、ドル円相場の見通しを、ほび太が解説していきます。

はじめに

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!

ドル円のリスク材料

冒頭でお伝えしましたが、現状、円を買う理由が全くない事から、相場は全面ドル買いになっています。少し、警戒したいのが米大統領選挙ですが、市場の予想通り、まずはトランプ氏が大統領になった場合のドル買いを見極めていきましょう。

それでは、現在のリスク材料を紹介していきます。

ねじれ国会誕生

10月27日に衆議院議員総選挙が行われ、与党215議席、野党250議席から、今後の国会では、内閣の政策内容を実施しにくくなる、ねじれ国会となりそうです。この結果、更に日本経済が今後、不安定になる警戒から、現在、円が売られています。

さて、注目材料として、11月11日に行われる 首相指名選挙が行われます。ここで自民党の石破首相と立憲民主の野田代表の一騎打ちになりますが、野田代表が勝った場合、さらに円が売られやすい局面になるかと思っています。

注目していきましょう。

日銀政策決定会合に注目

日本CPIの鈍化により、年内利上げ観測が後退した現在の日本経済。植田総裁も、利上げには急がない事を発言しているので、おそらく年内利上げの可能性は薄いと思っています。

さて、そんな中、10月31日に日銀政策決定会合がありますが、可能性は低いと思いますが、市場が期待している12月の利上げの有無を探る展開になるかと思っています。利上げがなければ、当然、円安方向に進むと思っています。

米経済、利下げ観測後退

9月の雇用統計の伸びが、米経済鈍化懸念を否定する形となった事から、市場は、年内の米金利を4%から4.25%、もしくは4.5%まで後退する予想となっています。その結果、現状、ドル買いの展開となっています。

さて、10月1日に雇用統計9月の発表がありますが、先日、アメリカでは台風被害で雇用統計の低下が懸念されていますが果たして…

ただ、台風被害で雇用が低下したとなれば、一時的な落ち込みと判断し、相場に大きな影響はないのでは?と、少し思っています。

サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、段階的な利下げを示唆。 カンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁・ ダラス地区連銀のローガン総裁・ ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、慎重に利下げしていく事を示唆。 

今後の米経済の見通しは、やはり米CPI・PCEデフレーターの結果から、確実に鈍化傾向になっていると思うので、FRBメンバーも利下げ優勢で見ています。ただ、いずれも雇用次第では、利下げ速度が変わってくるので、雇用の伸びが良ければ、12月のFOMCでは米金利を現状維持、もしくは、現状、市場の予想が0,5%引き下げ予想となっていますが、0.25%引き下げ予想に後退する可能性が出てきます。そうなると、更にドルが買われやすい展開となるので、まずは、10月1日に発表となる米雇用統計に注目していきましょう。

トランプリスク

11月5日に投票される米大統領選挙に注目が集まります。

トランプ氏の政策は、移民の強制送還・減税・米金利の引き下げなど、ドル買いなのかドル売りなのか、非常に分かりづらいですが、メディア間では、ドル買いに動くと大半が予想している為、ドル円は上昇予想となっています。

ドル円 テクニカル分析

ここからは、テクニカル分析で解説します。

ドル円 日足

f:id:Original23:20241030204932p:image

現在の日足は、エリオット波動B波の修正波を予想しています。将来的に、エリオット波動C波のダウントレンドになる予想をしていますので、おそらく140円を下抜けする見通しでいますが、ファンダメンタル的な事を考えた場合、正直、上昇材料しかないので、一旦、上昇した場合の事も考え、フォローしていく必要があるでしょう。

という事で、各矢印にしたがい、押し目狙いをしていきましょう。1つ目は152円のサポートライン。2つ目は150円のサポートラインです。

ドル円 4時間足

f:id:Original23:20241030205711p:image

現在の4時間足は、エリオット波動C波のアップトレンドを予想。アップトレンドラインを下抜けしたら、一旦、150円もしくは149円まで落下する予想でいます。各ラインで押し目買いとなった場合は、エリオット波動5波で、再度、上昇する予想をしています。

150円と149円を下抜けた場合は、147円まで落下する予想でいます。まずは、そこまで見ていきましょう。

ドル円 1時間足

f:id:Original23:20241030210611p:image

現在の1時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。154円を上限に、151.5円まで落下する予想です。151.5円以上落下した場合は、ダウントレンドに切り替わり、149円まで落下した場合は、中期的なダウントレンドの方向転換となるでしょう。

では、ありがとうございました。

ほび太より

ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。