ユーロドルの見通しをお届けします。
はじめに、ほび太が分析したユーロドル相場のテクニカル分析結果は以下の通り
続いて、ユーロドル相場のメイン材料を紹介。
ユーロ円の落下に警戒
他、ユーロドル相場のリスク材料は以下の通り
(落下材料)
- 利下げを急がないFRB
現状のユーロドル相場は、ユーロ経済が今年3回の利下げを実施するとメディアが予想。米経済もインフレ率が順調に鈍化する傾向であれば、3回の利下げを実施する見通しでいますが、ここにきてFRBは利下げに慎重姿勢を強調。その結果、再びドル買いとなりユーロドルは落下。また、現在、ユーロ円では円相場に注目が集まりユーロ売りが進行中。
その事から、引き続きユーロドルは落下する見通しでいます。
それでは、上記の内容を基に、ユーロドル相場の見通しを、ほび太が解説していきます。
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
ユーロ円の落下に警戒
現在、日銀報道でユーロ円が落下しやすい局面。おまけにユーロ経済は、上記でもお伝えした通り、利下げ観測が高まっている為、今後は落下していく見通し。それにつられて、ユーロドルも両経済が利下げ局面ではありますが、FRBが利下げに慎重姿勢の為、ユーロ売り・円買い・ドル買いとなり、ユーロドルは、引き続き落下しやすい場面です。それでは、より詳しく解説していきます。
日本政策金利
先日、マイナス金利解除を行いましたが、今後も緩やかに金利正常化を目指すとの事から、将来的に政策金利0.1%が実現する見通しです。その事から、以前よりも円買い方向に向かいやすい局面になっています。
日銀為替介入が浮上
ドル円が152円に到達した事で、日銀は、再度為替介入の警戒を呼びかけています。今は、これまで通り口先介入だけの状態となっていますが、実弾介入をした際には、テクニカル上、抜けてはいけないところまでユーロ円が落下するかもしれないので注意してください。
ユーロ利下げ観測高まる
今年、金融市場がユーロ利下げ回数は3回と予想しています。また4回の利下げも予想している声もあります。確かに、現状のユーロ経済指標を見ると、鈍化傾向にあるので、もしかしたら米経済よりも早くECBは利下げに踏み切る可能性があります。
そのECBが実施する利下げ時期は6月と市場が予想。もしかすると、第1四半期に入った瞬間、ユーロ売りが加速するかもしれません。
以上のように、ユーロ円ではユーロ売り円買いが優勢になっています。そうなると、ユーロドル相場も、ある程度、落下する見通しです。
その他、ユーロドルのリスク材料
円買いも目立ちますが、米ドル買いの反応にもなっていますよね。ドル円が落下していない事が証明しています。その理由についも解説していきます。
利下げに慎重姿勢のFRB
今年、市場は3回の利下げを予想していますが、FRBは未だ慎重姿勢です。順調にインフレ率が鈍化すれば市場の予想通り、3回の利下げが現実的になりますが、実際の所は不透明です。
また、ウォラー理事は現状の米経済に対して市場が予想している3回の利下げよりも、それ以下となるか、あるいは利下げを見送るかのタカ姿勢。この発言で、ドル買い反応になっています。
ユーロドル テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説していきます。
ユーロドル 日足
現在の日足は、エリオット波動5波のダウントレンドを予想。1.11297のレジスタンスラインを上限に落下していく予想です。
どこまで落下するかは分かりませんが、少なくとも1.04以上落下する予想です。
ユーロドル 4時間足
現在の4時間足は、エリオット波動3波のダウントレンドを予想。3角持ち合いで落下する予想。仮にダウントレンドラインを上回っても、1.09のレジスタンスラインを上限に落下が継続していく見通し。要は、1.09のレジスタンスラインを上抜くことができないという予想です。
ユーロドル 1時間足
現在の1時間足は、エリオット波動1波のダウントレンドを予想。もしかしたら、すでにエリオット波動3波のダウントレンドになっている可能性があります。
さて、まずは1.08のレジスタンスラインで落下する予想。レジスタンスラインを上回れば、1.085付近のレジスタンスラインで落下、それでもレジスタンスラインを上回れば、1.09のレジスタンスラインを上限に落下していく見通しです。
では、ありがとうございました。
ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。