この記事は、来週1週間の豪ドル円相場の見通しを、ファンダメンタルズ分析をベースに、日足・1時間足のテクニカル分析で具体的に解説していく記事になります。
デイトレ・短期トレードにオススメな記事になるので、是非参考にしてみてください。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
豪ドル円 来週の見通し
- バイデン政権に期待
- オーストラリア国内に変異種
- 経済指標にも注目
以上3つのテーマで解説していきます。
来週の豪ドル円相場は、先週に引き続き豪ドル円の落下を予想しています。
理由は先週と変わらず、経済的にも回復を見せているオーストラリアですが、米バイデン政権の誕生・米経済対策の期待もある事から、買われ過ぎていた豪ドル円が、売り所としては絶好なチャンスだと見ているからです。
ただ、オーストラリアの経済指標を見る限り、とても良好と判断しているので、現状はあくまでも調整落下と見ています。現状は…ですが!
なんだか意味深な言い方で、今後為替に反応するかは、まだ不透明で分かりませんが、何だかオーストラリアでも変異種が出てきている模様。今週ドル円も上昇を見せていない事を考えると、今週末の豪ドル売りは、変異種の報道で売られた可能性もあります。
今日は、この辺も交えながら上記のテーマを解説していきます。
バイデン政権に期待
米バイデン政権の期待で米ドル買いとなり、今週末にかなりの落下を見せた豪ドル円。
ここで、今週のバイデン氏から、早くも就任前に政策内容の一部である経済政策の詳細が発表されましたので、簡単に解説します。
- 1.9兆ドル追加経済対策を導入
- 国民1人当たり1400ドルの現金給付
- 失業手当を週400ドル
- ワクチン配布に4000億ドル負担
- 地方政府への資金支援に3500億ドル
- 中小企業支援に500億ドル
後は、就任後に早期成立を目指す事になるバイデン政権ですが、市場では、やはり去年の米コロナ経済対策が成立しなかった事で、今回も大規模経済対策が成立しないかもしれないという警戒が出てきているかもしれませんね。だから、豪ドル売りの反応が鈍いのかも…
それでも、上院下院が民主党で固められている為、経済対策の成立は去年よりは成立しやすくなっている事もあり、少しずつ豪ドルが売られている模様。多分ですが、本格的な落下は、1/20以降の承認次第になると予想しています。
オーストラリア国内に変異種
ここまで、コロナ感染を上手く抑え込んでいると見えていたオーストラリアにも、すこし雲行きが怪しくなってきましたね!
変異種です。隔離もしていない市中で変異種感染者が6名報告されています。また、感染経路が分かっていない為、今後ますます変異種感染者が増える事になりそうです。
また、現在は豪ドル売りが優勢な為、もし感染者が続出してしまえば、更に豪ドルが売られていく展開になると思うので、来週からこちらの報道にも注目して行こうと思います。
経済指標
来週は、以下の経済指標に注目して下さい。
- 1/18 中国・実質GDP
- 中国・小売売上高
- 中国・鉱工業生産指数
- 1/21 豪・雇用統計 12月
特に注目したいのが豪雇用統計ですね!
現状のRBA政策内容
豪ドル円 テクニカル分析
ここからは、上記のファンダメンタルズ分析をベースに、テクニカル分析でより具体的に解説していきます。
豪ドル円 日足
現在日足はA波に入っていると予想なので、結果的には、上2つのラインを抜く展開になると予想しています。
その後、B波C波と行くわけですが、まぁ〜3番目のアップトレンドライン、または週足のダウントレンドラインの位置まで、落下してくれると嬉しいですが…笑笑
まぁ〜まだ落下も諸段階なので、しばらくはショートエントリーしたまま見守りたいと思います。
豪ドル円 1時間足
現在1時間足は、80円のサポートラインで反発されている状態です。
もしかしたら、この辺りで3角持ち合いになるかもしれませんね!どちらにしても、月曜は一旦上昇すると見ている為、様子見をオススメします。
まとめ
来週は、オーストラリア国内の変異種の報道に注目していきたいと思います。報道次第では、バイデン政権の期待も含め、豪ドルが更に売られる局面なので、もしかしたら絶好の売りポジションだったりして?…笑笑
では、ありがとうございました。
こちらの記事もおススメです。