オーストラリア国内におけるコロナ新規感染者数は現在700名程で、過去最高のコロナ感染者となっています。
その為ロックダウンが延長し、今後の経済悪化が予想される事から、豪ドル売り/米ドル買い。
加えて、日本緊急事態宣言で日経225の落下。その影響で円買いの展開になっている事から、豪ドル円が大きく落下する事になりました。
現時点で、豪ドル買いとなる材料は見つからない事から、コロナ感染者数の増加次第では、更なる豪ドル売りとなりますが、米テーパリングの実施が延長となれば、米ドル売りの展開となり、落下は落ち着くと見ています。
要は、米テーパリング次第という事です。
それでは、今後の豪ドルの動きを、ほび太なりのファンダメンタルズ分析とテクニカル分析で、来週の豪ドル円を解説していきます。
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
豪ドル円 来週の見通し
(来週の方向性)
(来週のテーマ)
- 豪国内のコロナ感染者数
- ジャクソンホール会合
以上2つのテーマで解説します。
豪国内のコロナ感染者数
現在、オーストラリア国内での新規感染者は、約700人となる過去最高の感染者です。
その為、リスク回避の豪ドル売り。加えて、日本緊急事態宣言の影響で、日経225の落下に吊られて、円買いとなっているので、豪ドル円が大きく落下しています。
引き続き、感染者数の影響で、豪ドル売り/円買いとなる可能性があるので注意です。
ジャクソンホール会合
来週の26日〜28日にかけて開催されるジャクソンホール会合に注目が集まります。
当然、注目所としては、パウエル議長の演説になりますが、パウエル議長は、米テーパリングについて、深い話はしないという報道が出ています。
多分、考えがまとまっていないか、9月の米雇用統計の結果を見てから判断する考えか、または、現状、増加傾向にあるコロナ新規感染者数に警戒し始めている。と言った事が、理由だと思います。
ただ、FRBメンバーの大半が、早期のテーパリングの実施を要請している事から、パウエル議長の1人の考えだけでは突き通す事は難しそうです。
仮に、パウエル議長がジャクソンホール会合で、まだ慎重な考えを持っていれば、短期的な米ドル売りになり、豪ドルが買い戻される可能性があるので注目所です。
豪ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
豪ドル円 日足
現在日足は、エリオット波動4波or5波を予想。一旦、買い戻しの動きになりそうな金曜のローソク足ですが、仮に買い戻しとなっても、80円もしくは、80円以下で戻り売りとなる可能性が強い為、積極的なロングエントリーは控えた方が良いです。
という事で、引き続き落下目線です。
豪ドル円 1時間足
現在1時間足は、エリオット波動5波を予想している為、一旦は買い戻しとなる予想をしています。
ただし、1番目のダウントレンドラインを抜かない限りは、短期的な上昇転換にもならないので、ロングエントリーするなら慎重なトレードを。
まとめ
オーストラリア国内のコロナ感染者増加で、現在リスク回避の動きになっていますが、この材料が一服した状態で、ジャクソンホール会合でのパウエル議長の慎重姿勢が材料視されれば、豪ドルの買い戻しとなる可能性が出てきます。
また、積極的な発言が出れば、その逆もありえます。
ここから先はどちらに相場が動くか、全くわからない状況なので、テクニカル分析で判断するようにしていきましょう。
では、ありがとうございました。