ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

豪ドルドルの見通し(上昇トレンドに乗れるか?)

スポンサーリンク

f:id:Original23:20240922120247j:image

豪ドルドル テクニカル分析結果
日足は、エリオット波動B波の修正波を予想
4時間足は、エリオット波動C波・もしくは5波のアップトレンドを予想
1時間足は、エリオット波動C波のアップトレンドを予想

 

 

続いて、豪ドルドルのリスク材料を紹介

 (上昇材料)
  • 米経済鈍化懸念
  • 堅調な豪経済

 (落下目線)

  • 米利下げ速度が弱まる?
  • 徐々に鈍化していく豪経済
  • トランプショック

現在の豪ドルドル相場は、米経済鈍化懸念で、米ドル売りが先行。ただ、市場が予想する年内利下げ観測が後退するかもという思惑が広がっており、米ドルの買い戻しが気になる所。

一方、豪経済は相変わらず堅調です。直近で発表された豪雇用統計は、予想以上の結果になった事から、引き続き、豪ドル買いの流れ。

その事から、まずは短期的に上昇目線を予想。中長期的には、もう少し様子をみたい場面です。

それでは、上記の内容を基に、ほび太が豪ドルドル相場の見通しをお届けします。

はじめに

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!

豪ドルドル リスク材料

現状のファンダメンタルからしても、豪ドルドル相場は上昇しやすい局面ですが、長年、中長期的に、上昇していないことから、トレーダーは買いづらい場面でもあります。

さぁ、とりあえず、解説していきますね。

米経済鈍化懸念

9/18のFOMCは、米政策金利を0.5%引き下げ、現行の政策金利を5.00%で決定。

その後のパウエル議長の会見では、 今後もインフレ率が低下すれば、躊躇なく金利を引き下げる一方、 経済が堅調でインフレが続くなら、政策をよりゆっくりと縮小すると発言。いわいるどちらでもなく、 適切であれば利下げを早めたり遅らせたり、一時停止したりできるとの事。

この内容を見る限り、今後も利下げが優勢であるのは変わりない言い方ですが、ゆっくり利下げして行くという発言が、現在、市場が予想している米利下げ予想を否定する形となっています。この影響で、豪ドルドルでは、若干、米ドルの買い戻しに繋がりました。

ですが、会見後のフェドウォッチを見ると、会見前の年内利下げ予想と、全く変わらない予想でした。その事から、噂で米ドルを買っている印象が強く、少しでも、短期的に利下げが優勢と分かれば、米ドルは、再度、売られやすくなる見通しでいます。

という事で、短期的には多少もたつく場面もありますが、最終的には、豪経済が極端な鈍化傾向にならない限り、上昇して行くとみています。

堅調な豪経済

その豪経済ですが、直近の豪雇用統計は、市場の予想以上の結果になりました。

8月    雇用者数 結果4.75予想2.50前回5.82

         失業率   結果4.2%予想4.2%前回4.2%

この影響で、短期的な利下げの可能性は低いとする見方が強まり、市場が織り込む12月の利下げ確率が、統計発表前の75%から62%に低下しました。

という事で、短期的に豪ドル買いが、今後、更に増していく見方でいる為、豪ドルドルの上昇を、引き続き予想していきます。

続いて、落下材料を紹介。

米利下げ速度が弱まる?

上記でもお伝えしましたが、FOMCでのパウエル議長の発言は、市場が予想しているほど、早期で米金利を引き下げる事はなく、データを見ながら、ゆっくり下げていくと発言。

その結果、為替相場は米ドル買いの流れになり、今後、短期的に豪ドルドルが落下するかもしれませんね。ただ、パウエル議長の発言は、あくまでも現段階での経済状況を見ての判断なので、噂で米ドル買いになっている状況です。今後、更に米経済指標の結果が悪化した場合、事実的な証拠から、米ドルは売られやすくなると見ています。

徐々に鈍化していく豪経済

ここまで堅調な豪経済な事から、豪ドル買いに転じている場面が多くなりました。ただ、少しづつ鈍化している事は間違いないので、今は相場に影響を与えていませんが、明確になってきた場合、豪ドルドルが、米経済鈍化懸念の材料で上昇している中、どんな影響を与えるか注目していきましょう。

トランプショック

トランプ氏が大統領となった場合、米ドル買いになる事、また、中国経済に影響を与える事は間違いないので、豪ドルドルは、落下間違いとみています。

大統領選挙の当日になるまで分かりませんが、是非注目していきましょう。

豪ドルドル テクニカル分析

ここからは、テクニカル分析で解説します。

豪ドルドル 日足

f:id:Original23:20240922152006p:image

現在の日足は、エリオット波動B波の修正波を予想。安値を切り上げて来ている事から、エリオット波動C波になる可能性が十分あり得る相場環境とみています。

豪ドルドル 4時間足

f:id:Original23:20240922152337p:image

現在の4時間足は、エリオット波動5波、もしくはC波とみています。どちらにしても、0.665ドルから更に上昇する予想です。

ただ、このまま、すんなり上昇するかは不透明です。もしかしたら、0.67ドルまで落下して、そこから揉み合いになる可能性も考えられるので注意して下さい。

豪ドルドル 1時間足

f:id:Original23:20240922153135p:image

現在の1時間足は、エリオット波動C波の中盤を予想。まずは、高値を更新する事。そこから、一旦落下して、再度買い戻されて上昇!そこまで狙って行きたい場面です。

また、高値更新しないまま、アップトレンドラインを下回るようなら、一旦、上昇の可能性は消え落下するとみています。その場合、フェボナッチの0.50.618の各サポートラインで上昇となった場合、再度、高値更新に期待ができます。

では、ありがとうございました。

ほび太より

ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。