この記事では、米コロナ経済対策・FOMCの量的緩和での米ドル売り圧力・オーストラリア国内での久しぶりのクラスター発生の3つのテーマをベースに、来週の豪ドルドル相場を解説していく記事になるので、是非参考にしてみてください。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
豪ドルドル 来週の見通し
以上のテーマで豪ドルドル相場を解説します。
今週の豪ドルドルは、何と言ってもFOMCの量的緩和を維持していくという発表で豪ドルが買われる展開になりました。
また、コロナ感染を抑え込んでいる効果が出てきたのか、オーストラリアの経済指標が好調であり、その結果、今週末にオーストラリアは経済成長予測を上方修正してきました。この事から、今後も更に上昇すると見ています。…今の所は…
来週の豪ドルドル相場は、豪ドル円と同様に、とりあえずは上昇を予想していきます。理由としては、これだけの経済状況の好調、並びにコロナ感染を抑え込んでいれば、落下する理由が見えてこないからです。
ですが、もちろんの事、為替に落下は必ずありますから、来週は豪ドルの買われ過ぎ判断として、その落下も視野に入れてトレードしていこうと思います。
その要因となるのが、米コロナ経済対策での米ドル買い予想と、オーストラリア国内での久しぶりのクラスター発生の報道です。
来週は、この2つの材料に注目していこうと思っています。
経済成長予測を上方修正
17日、30年ぶりの景気後退から脱却する見通しを示し、フライデンバーグ財務相が経済成長予測を上方修正をしました。
まぁ〜修正内容についてはどうでも良いので書きませんが、やはり経済指標だ好調だったので、豪経済状況も順調という事なんでしょう。
この発表を受けて、更に豪ドルが買われる展開となりました。
FOMC
今週行われたFOMCの内容は以下の通り
量的緩和を延長した事により、今後ドルが増え続けるので、ドルに価値がなくなるので、当然ドル売り/豪ドル買いの流れになります。
市場では、量的緩和に続く追加緩和の期待があったみたいですが、今回パウエル議長から発言がなかったので、今後の追加緩和の期待は後退したと思われます。それでも、大規模な量的緩和を継続するので、追加金融緩和みたいなものですね!
コロナ経済対策
18日にも結果が出される財政政策ですが、現在共和党の返答待ちという状態です。場合によっては22日まで延長する可能性もあるので、来週には結果が出るでしょう。また進展以上の物があるので、短期的な米ドル買い/豪ドル売りになるので注目して行きましょう。
豪 コロナ感染状況
最近、オーストラリア国内でのコロナ感染報道が流れていませんでしたが、ついにクラスターが出たと報道されました。
今の所、為替に影響している感じはしませんが、今後さらに報道されれば、豪ドル売りになる展開になるので注目していきましょう。
豪ドルドル テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で具体的に解説していきます。
豪ドルドル 日足
日足としては、波動というよりは、単純にこのチャネルラインを目安にトレードしていきましょう。当然、チャネルラインから外れれば、一旦は上昇が止まるので、今の所、調整という意味での落下になると予想しています。
ただ、まずはこのラインから抜けるまでは、余計な戦略を考える必要がないので、下がったら買うの繰り返しのトレードになるでしょう。
豪ドルドル 1時間足
1時間足の画像は、日足のチャネルラインの部分を拡大した感じになります。
ダウントレンドラインから外れれば、チャネルラインの売買になると予想します。
まとめ
豪ドルドル相場は、比較的に綺麗なチャートを作りやすい追加ペアになっているので、初心者の方には是非オススメな通貨ペアになっています。
さぁ!とりあえずは上昇目線。ただ米コロナ経済対策・オーストラリア国内でのコロナ感染状況次第では、十分下もあるので来週の報道に注目です。
では、ありがとうございました。