この記事は、謎の豪ドル買いが継続中の中、来週の豪ドル円相場の見通しを、日足・1時間足のテクニカル分析を中心に解説していきます。
ただ分かる範囲で、ファンダメンタルズ分析も解説しますので、是非参考にしてみて下さい。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
豪ドル円 来週の見通し
- RBA理事会の豪ドル買い制御
- ウエストパック銀行の予想
- 週末の謎の豪ドル買い
以上4つのテーマで解説していきます。
来週の豪ドル円相場の見通しは、引き続き上昇目線を予想します。
週末の謎の豪ドル買いは、何だったんでしょうか?メディア予想では、オーストラリアの資源物である銅が買われているとか。
中々、このような情報を収集するには、色々調べる必要があり、また来週もFX以外の指標で動く場合があるので、ファンダメンタルズ的には、難しい場面が続くと思います。
まぁ〜どちらにしても、オーストラリア経済は、他の先進国と比べて、経済が回復しているのは事実なので、豪ドルの売り所がない以上は、買われ続けてもおかしくはないですね。
その為、来週はドル円同様、豪ドル円もテクニカル分析を中心にトレードしていきます。
ただ、FX関連の情報もチラホラ入ってきているので、そちらの方はお伝えしていきます。
では、早速解説に入ります。
RBA理事会
現状の豪ドル買いに、RBA理事会も警戒している事から、今週RBA理事会より発言がありましたので紹介します。
(ケント総裁補佐の発言)
- 今後も豪ドル相場に下向きの圧力をかけるものになる。
この発言により、82円台で豪ドル売りも観測されました。
ここまで豪ドル買いになると、当然オーストラリア経済も急速なデフレとなってくるので、更なる金融緩和が必要になってくる事でしょう。なので次回のRBA理事会に注目が集まります。
ただ今週、豪雇用統計の発表があり、失業率の低下や、雇用者数は予想よりも下回ったものの、それ程悪い結果が出なかった事が好感され、更なる豪ドル買いとなっているので、金融緩和だけで、今の豪ドル買いを抑えられるとは思えない状況だと思います。
個人的には、RBA理事会が金融緩和をするよりは、米経済が回復してこない限り、豪ドルは買われ続けていくのではないかと予想していますが、果たしてと言った感じです。
ウエストパック銀行の予想
今週ウエストパック銀行が、第1四半期決済を発表され、前年比よりプラスになった事を公表。その背景には、住宅市場が回復されていて、住宅ローンの販売も活発になった事が要因らしいです。
この結果に、ウエストパック銀行最高責任者が、次のコメントをしています。
以上のコメントにより、オーストラリア経済が先月よりも、さらに回復しているのが分かりますね!
謎の豪ドル買い
週末に、謎の豪ドル買いが発生しました。勿論、メディアも全く違う理由を、それぞれ公表しているので、当然私が分かるわけがありません。その為、株や先物に原因があったのだろうと、勝手に解釈!笑
ただ、少なくとも82円台でショートポジションを持った投資家達が、一斉に決済した事で、82円台から一気に上昇したのは事実。
また、どこかでショートポジションを持つだろうと思っていますが、少なくとも83円ではないだろうと思っています。
米経済対策
26日にも採決される1.9兆ドル経済対策ですが、現在、バイデン大統領が過剰な財政政策を実行している為、将来的に財政赤字になるだろという予想から、市場はリスク回避の動きに。
私は、財政政策となれば、米ドルが買われると思っていましたが、まさかの米ドル売りに、少し疑問を持っています。その為、成立した瞬間の豪ドルに注目していき、事実を確かめる必要があります。
もし、豪ドルが売られれば、財政政策通りの展開であり、豪ドルが買われる展開になれば、やはりリスク回避に動いていると認識できるので、次の財政政策時の良い資料になりますね!
こちらも注目して行きましょう。
豪ドル円 テクニカル分析
ここからは、上記のファンダメンタルズ分析をベースに、テクニカル分析でより具体的に解説していきます。
豪ドル円 日足
現在日足は5波継続中と予想。まぁ〜ここまでくれば、意識されるレジスタンスラインは84円となるので、そこまでは伸びると予想していきましょう。
また、現在83円なので、84円までは1時間足・もしくは4時間足で、細かく見て行き反転ポイントを探って行きましょう。
豪ドル円 1時間足
現在1時間足は3波もしくは4波と予想しています。この位置から新規でエントリーをするのはリスクがあるので、落下対象となる材料を探していきましょう。
現時点で落下対象となるのは、豪小売売上高なので、落下すれば押し目買いをオススメします。逆に上昇してしまったら、84円に到達するまで待つしかないですね!
まとめ
来週も、目に見える材料がないので、テクニカル分析一本になると思います。
ただ、経済対策の採決には警戒して下さい。
では、ありがとうございました。