年6回の利上げの可能性があるFRBの政策金利という事で、ここからのドル円は、一年を通して上昇目線に切り替えたい所。
ただ短期的に見れば、地政学のウクライナ情勢のリスクで、市場は安全資産に逃げる可能性がある為、単純にロングエントリーが出来ないのも確か。
今日は、長期で見れば上昇傾向にありながらも、短期では、一旦落下するかもしれないドル円相場を、来週のファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を含め解説していきます。
はじめに
かなり久しぶりになりましたが、また読んでもらえる事を願っておりあます。
よろしくお願いします。
さて!この記事では、4時間足チャートのテクニカル分析を中心に、短期のドル円相場を予想していく解説記事です。
週間見通しの記事にはないカナダドルやニュージードルなども解説しているので、是非参考にしてみて下さい。
来週のドル円相場の見通し
(来週の方向性)
(来週の注目材料)
以上の内容で解説していきます。
FRB
米雇用統計の結果が強かった事。それから消費者物価指数の上昇結果により、ますますインフレ上昇が懸念されてきていますね。
その為市場の間では、年6回の利上げの予想が浮上している今のFRB政策金利。
年6回の利上げは大げさかもしれませんが、まずは一回目の利上げに期待が集まっているのは確かであり、3月のFOMCに注目が集まります。
という事で、ここから、FRBが数回利上げする事が期待されているので、もちろんドル円は上昇傾向になると思っています。
ウクライナ情勢
ロシアがウクライナに侵攻する可能性が、少なからずある事から、リスク回避の円買いドル買いは継続していると思います。
また、仮に進行した場合は、間違いなくドル円が落下すると思うので注意して下さい。
ただ、為替を動かすメイン材料は、政策金利なので、短期的に落下したとしても、基本的には上昇目線と考えてくださいね。
経済指標
来週の経済指標は、特に目立った指標がなかったので、引き続きウクライナ情勢の報道、及びFRBメンバーの発言に注目していきましょう。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説していきたいと思います。
今日は、週足も取り入れ分析したので、参考にしてみてください。
ドル円 週足
現在週足は、エリオット波動2波を予想していますので、もう1段階の上昇に期待。
下値は100円から上限は130円であり、今後、個人的には130円までの上昇があると思っています。
ドル円 日足
現在日足は、エリオット波動4波かなぁ?って感じで見ていますので、エリオット波動5波の上昇に期待ですね。
とりあえずは、チャネルライン通りに動くと予想。もしくは、140円のサポートラインで揉み合い、再び上昇という感じで見ています。
ドル円 1時間足
現在1時間足は、エリオット波動ではカウントできないので、トレンドラインに沿って、トレードしていきましょう。
現状は、アップトレンドラインから外れてしまっているので、次はダウントレンドラインから抜けない限りは、短期的に下目線です。
その際、日足の分析で言ったように、チャネルライン、もしくは140円のサポートラインに注目です。
まとめ
ウクライナ情勢でリスク回避の動きは、微妙に残っているので、上昇しづらい場面が、もう少し続くかもしれません。
ただし、基本は上昇目線なので、引き続きロングエントリー優勢で見ていきましょう。
では、ありがとうございました。来週から徐々に他の通貨ペアも書いていくのでよろしくお願いします。
ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。