RBA理事会のハト派的な発言により、中期的に豪ドル買いが一服した現在の豪ドル円。
ここからどんな材料で動くかは不透明ですが、少なくともポイントになってくるのが、米FRBの年6回の利上げ期待により、円が売られ始めた時に、豪ドル円はどうなるかと言った感じでしょう。
円が売られるから豪ドル円は、少しは上昇傾向になるか、もしくはRBA理事会のハト派スタンスが継続し、それが豪ドル売りとなり落下するかは、今後のテクニカル状況次第ですね。
それでは、来週の豪ドル円相場の予想を、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析で解説していきます。
はじめに
かなり久しぶりになりましたが、また読んでもらえる事を願っておりあます。
よろしくお願いします。
さて!この記事では、4時間足チャートのテクニカル分析を中心に、短期のドル円相場を予想していく解説記事です。
週間見通しの記事にはないカナダドルやニュージードルなども解説しているので、是非参考にしてみて下さい。
豪ドル円 来週の見通し
(来週の方向性)
(来週の主な材料)
以上の内容で解説していきます。
FRB
豪ドル円の上昇ポイントになりそうなFRB政策金利の行方に注目していきましょう。
雇用統計の強い結果や、消費者物価指数の強い結果から、FRBが年6回の利上げをするのでは?と市場が予想している事から、非常に円が売られやすくなっています。
その為、FRBの発言次第では、豪ドル円も上昇傾向にあります。
RBA理事会の発言
前回のRBA理事会での発言は以下の通り
- 年内の利上げは薄い
- 利上げに関しては辛抱強く待つ準備
- 債券購入プログラム中止を発表
利上げをしない理由については、今年失業率が50年ぶりに低水準になる。その上で、賃金の伸びと生活水準が長期的に回復するまでは、超緩和的政策を維持。
ただ、世界各国が利上げしている中、現政策内容を維持するのは困難と発言。
もしかしたら、どこかで利上げ示唆を感じさせる発言が出るかもしれないので、引き続き注目していきましょう。
豪ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説していきます。
今日は、週足のテクニカル分析を載せたので、参考にしてみてくださいね。
豪ドル円 週足
現在週足は、エリオット波動2波を予想しています。
約80円付近のサポートラインからの上昇を予想しています。
豪ドル円 日足
現在日足は、エリオット波動4波を予想していますが、もしかすると、落下型のエリオット波動2波も予想できる形です。
非常に難しい。ただ、週足が上昇傾向にある事から、まずはチャネルラインに動くかどうか、また80円のサポートラインを維持できるかに注目していきます。
この2つのラインから外れた場合、落下目線に切り替えしていきますし、ライン通りに動けば上昇目線で見ていきたいと思います。
豪ドル円 1時間足
現在1時間足は、エリオット波動4波を予想。エリオット波動5波で、再び84円に向かう予想しています。
まとめ
RBA理事会が年内は、利上げしないと発言している以上、現段階では豪ドル買いは薄いと見ているので、仮に上昇した場合は、FRBが利上げを確定づける発言をした時になるでしょう。
引き続きFRBの発言に注目です。
では、ありがとうございました。
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