今週の豪ドルドル相場は、先週の米雇用統計の改善に続き、米消費者物価指数も、予想を上回った事で米景気減速懸念が後退し、米ドル買いが加速。加えてFOMC議事録でもタカ派発言が出ました事により、更なる米買いが加速。
テクニカルでは、一時上昇しそうな陽線が、日足に出てきましたが、やはりドル買いに押されて、終わってみれば、日足はエリオット波動5波のダウントレンドが継続。4時間足もエリオット波動5波のダウントレンドが発動。
さて来週は、特に目立った指標がない為、今週のドル買いがどこまで継続するかを見極める展開になると予想しています。
それでは、来週の豪ドルドル相場の見通しを、ほび太が解説していきます。
はじめに
月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足を使った中期トレード予想ブログ。
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析でポイントを押さえ、リスクの軽減とチャートの方向性を重視したブログです。
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豪ドルドル 来週の見通し
(ファンダメンタルズ分析)
- 米景気指標の強さ
- FOMC議事録の内容
(テクニカル分析)
以上の内容で解説します。
豪ドルドル ファンダメンタルズ分析
米経済指標の強さ
先週の米雇用統計に続き、米消費者物価指数も、予想はもちろんの事、前回よりも上回った事により、米景気減速懸念が後退し、ドル買いが加速。その為豪ドルドルが大きく落下しました。
上記でも書いたように、米雇用統計の改善が、ドル買いを再発動させた事が大きかったですね。もちろん、この予想外の強さの影響は、来週も継続すると見ていますが、豪ドルドルの過剰な落下が気になるので、豪ドルの買戻しには注意が必要です。
FOMC議事録
今週開催されたFOMC議事録も、かなりタカ派の内容となっています。以下の通り。
- 労働市場が減速してもインフレの引き下げの重要性も主張。
- 経済見通しに重大な悪影響が及ぶリスクを軽減するために、利上げペースの調整を主張。
- 0.75%の利上げを、年内あと一回実施する事を示唆。
他、市場、関係者の発言は以下の通り。
- 来月は0.75%の利上げ、12月は0.5%の利上げを予想。
- 年内4.25〜4.5%まで引き上げ。来年は4.5%〜4.75%まで引き上げ予想。
かなり強気の内容となっています。FOMC議事録は、米消費者物価指数の前に開催されています。米消費者物価指数の結果を、どうFRBが捉えたのでしょうか?この結果に、今後さらに強気の姿勢が出るのではないでしょうか!
豪ドルドル テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
豪ドルドル 日足
現在日足は、エリオット波動5波のダウントレンドが継続。どのチャネルラインで動くのかを見極めていきましょう。
赤のチャネルラインか、もしくは緑のチャネルラインかですね。
豪ドルドル 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動5波のダウントレンドが発動。0.635を超えてしまった場合は、一度エリオット波動5波は見送り、再び、エリオット波動4波のレンジ相場になる為、注意して下さい。
ただし、0.635のレジスタンスラインに、しっかり抵抗されている為、そこを軸に落下していく予想です。一応、チャネルラインを引いていますが、チャートの形が変わった場合は、0.635を軸に引き直して下さい。
まとめ
一度は大幅な利上げをした影響で、米景気減速懸念を、市場が予想していましたが、経済指標の強さで、米景気減速懸念が後退し、更なる米ドル買いとなりました。
一方豪ドルは、豪中央銀行のハト派的な姿勢を公表しているので、積極的な豪ドル買いは、今の所ない見通し。
ただし、先程も言ったように、豪ドルが売られ過ぎています。その反動がいつ出るのかはわかりませんが、ここから先は、短期足でトレードした方が良いかもしれませんね。
では、ありがとうございました。
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