今週のドル円は、米PMIの結果に、再び米景気減速懸念が浮上しドル円が落下。ただ28日のPCE(個人消費支出)の結果により、更なる利上げを行う事が予想され、週末には148円まで回復。
テクニカルでは、日足は引き続きエリオット波動5波のアップトレンドが継続。4時間足はエリオット波動B波のアップトレンドを予想。
さて来週は、経済指標・FOMCでの声明などに注目が集まります。市場は米金利利上げを材料に再びドル買いとなるのか?または、米景気減速を材料にドル売りとなるのか?来週で、かなり分かってくるのではないかと思っています。
それでは、来週のドル円の見通しについて、ほび太が解説します。
はじめに
月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足を使った中期トレード予想ブログ。
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析でポイントを押さえ、リスクの軽減とチャートの方向性を重視したブログです。
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ドル円 来週の見通し
(ファンダメンタルズ分析)
- FOMCに注目
- 米経済指標に注目
(テクニカル分析)
以上の内容で解説します。
ドル円 ファンダメンタルズ分析
FOMC
来週発表される米政策金利に注目が集まります。消費者主導の経済指標を重視しているFRBは、11月3日の政策金利では、75bpの積極的引き上げを実行する方針。理由は以下の通り。
しかし市場では、最近の経済指標を見る限り、過度な利上げを行い、米景気後退する可能性が高まっているリスクに警戒を強めています。
また最大のリスクは、利上げに対して、インフレ低下の効果が後々になって指標に反映してくる事です。過度な利上げを行っているが、既に景気減速しているのでは?という市場の警戒。
その事から、11月以降のFOMCでは、12月と、それ以降の2回の会合で、25bpの控えめの利上げを実行する可能性があるみたいです。
11月の利上げは既に織り込んでいると思うので、12月の利上げについて発言が有れば、ドル円の方向性が示されると思うので、注目していきましょう。
経済指標
来週の経済指標は以下の通り。
(前回) (予想)
- 11/1 米ISM 50.9% 49.6%
- 11/2 米ADP 20.8 20.1
- 11/3 米FOMC 3.25% 4%
- 米ISM非 56.7% 55.9%
- 11/4 米雇用統計
(雇用者数) 26.3 15
(失業率) 3.5% 3.6%
景気減速懸念が予想に反映されています。予想以下となった場合、次回12月の会合で利上げを修正するかもしれませんね。
ドル円 テクニカル分析
ここからはテクニカル分析で解説します。
ドル円 日足
現在日足は、エリオット波動5波のアップトレンドが継続。チャネルラインを抜けるまでは上昇目線です。
145円のサポートラインが意識されてるのがわかると思います。チャネルラインの中央線を意識している可能性もありますが、今後は、この2つのラインがポイントになりそうです。
ドル円 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動B波のアップトレンドを予想。アップトレンドラインから外れるまではB波が継続。ただ、149円のレジスタンスラインで、再び落下の圧力がかかる可能性がある為、C波のダウントレンドを狙うなら、149円をおすすめ。仮に149円を抜けた場合でも、すぐ損切れます。
さて、エリオット波動C波のダウントレンドが発動された場合は、145円のサポートラインを下抜ける落下を予想。
まずは145円を下抜ける所まで見ていきましょう。
まとめ
ここからのドル円の材料はどちらでしょうか?積極的な米金利引き上げ?それとも、米景気減速懸念?見極める必要があるでしょう。
とりあえずは、来週の経済指標に注目して、米経済の景気を見ていきましょう。
では、ありがとうございました。