来週の豪ドル円の見通しをお届けします。
今週の豪ドル円は、FOMCでパウエル議長が、12月の利上げの見直しを示唆した事で、利益確定のドル売りが加速。その後は、米雇用統計の悪化で豪ドル買い戻しの流れとなりました。
ただテクニカルでは、円の買い戻しを想定しているので、依然下目線を継続してきたいと思います。
さて、来週の豪ドル円は、米中間選挙・米消費者物価指数に注目が集まります。米中間選挙については、ドル円の記事で紹介しているので、そちらを見ていただければと思います。
それでは、来週の豪ドル円相場の見通しを、ほび太が解説します。
はじめに
月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足を使った中期トレード予想ブログ。
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析でポイントを押さえ、リスクの軽減とチャートの方向性を重視したブログです。
是非、毎週読みに来てくださいね!
豪ドル円 来週の見通し
(ファンダメンタルズ分析)
(テクニカル分析)
豪ドル円 ファンダメンタルズ分析
豪政策金利
今週、発表された豪政策金利は以下の通り
(前回) (予想) (結果)
- 金利 2.6% 2.85% 2.85%
続いてロウ総裁の発言です。以下
続いて、今後の経済の見通し
以上となります。経済指標次第となりますが、大幅な利上げをする時は、必要に応じて実行。一時的な据え置きをする時は、必要に応じて実行。それ以外は、緩やかな利上げ実行するって事にを言っています。
理由については、利上げ効果が遅れて指標に反映している可能性があるから、一旦利上げ幅を落とし、様子を見る見方だと思います。
さて、そうなると豪ドルを買う理由は、特になくなってくるので、リスク回避の円買いに期待したい所です。
FOMC
(前回) (予想) (結果)
- 米ISM 50.9 50 50.2
- 米ADP 20.8 17.8 23.9
- 米雇用統計
(雇用者数) 26.3 19.1 26.1
(失業率) 3.5 3.6 3.7
失業率以外は、予想以上の結果となっている今週の重要経済指標。FOMCでは、大幅な利上げから小幅に利上げをして、経済状況を様子見するような事を示唆している中、今週の経済指標は、予想以上の結果ばかりとなっています。
では、今週のFOMCの内容は以下の通り
(前回) (予想) (結果)
- 米政策金利 3.25% 4% 4%
続いて、今後の見通しです。以下
内容的には、利上げはするが、今後利上げペースを落とす可能性があり、早ければ12月に利上げ幅を見直すとしている。ただ、利上げを維持する事は時期尚早としているという内容です。
そして現状は、12月の75bp引き上げ期待が薄れた為、利益確定の米ドル売り/円買いとなっていて、豪ドル円もリスク回避の円買いとなり、今後は落下する見通しでいます。
ただし、リスク回避の豪ドル買いも考えられる為、今の所は一概には言えない状況です。
経済指標
来週の経済指標は以下の通り。また来週以降も、重要な経済指標がありますので、そちらの方も注目していきましょう。
(前回) (予想)
- 11/10米CPI 0.4% 0.6%
- 11/12ミシガン 59.9 59.7
- 11/15米生産物価指数 0.4 0.5
- 11/16米小売売上高 0 0.9
- 11/23米PMI 11月
- 11/24FOMC議事録
以上の経済指標に注目していきましょう。今週は、豪ドル関連の経済指標がない為、上記の経済指標のみに注目していきましょう。
豪ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
豪ドル円 日足
現在日足は、エリオット波動Bの大きなレンジ相場を予想。再度91円まで落下すれば、ヘッドアンドショルダーとなり、今後、落下する可能性が、かなり強くなる相場内容です。それ以外は、96円のレジスタンスラインに注目しいきましょう。
豪ドル円 4時間足
現在4時間足は、91円のサポートラインを軸に、上昇のタイミングを狙っている感じがします。
ただ日足では、落下を予想している事から、やはり92円〜96円の部分でレンジ相場が続いたあと、大きく落下する予想でみていきます。なので、引き続き96円付近で、ショートエントリーをしといて、じっくり待っていきたい場面。
ただし、上昇もフォローしたいので、93円のサポートライン付近で、一度ロングエントリーをしてみるのも良いかもです。
まとめ
ファンダメンタルズ分析に、米中間選挙の事を書いていませんが、来週のメイン材料は、間違いなく米中間選挙です。詳しい内容は、ドル円を見てもらいたいと思います。
では、ありがとうございました。
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