2023年の豪ドルドルの見通しをお届けします。
去年の12月中旬、FRBは、今後のターミナルレートを5%〜5.25%に設定。金利については、利上げ減速や現状維持の可能性はあるが、金利利下げはないと発言していました。しかし現状の市場の反応は、米経済景気減速の予想から、ターミナルレートを4.5%〜4.75%を予想。また、2023年の金利については、2回の利下げを予想しています。
この状況から、現在ドル売りの展開で、豪ドルドルが上昇しています。ただし、市場は2023年の米経済状況は、今後景気後退していくだろうという単なる予想なので、今後の米経済指標の改善次第では、再び米ドル買いの流れになる可能性があるので、その辺をしっかり見極めながらトレードしていきましょう。
それでは、豪ドルドル相場の見通しを、ほび太が解説していきます。
はじめに
明けましておめでとうございます。今年は休まずブログを書き続けるのでよろしくお願いします。
月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足を使った中期トレード予想ブログ。
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豪ドルドル ファンダメンタルズ分析
まずは、短期的・中期的にファンダメンタルズ分析で解説していきます。
FRBのハト派姿勢
12月のFOMCで発表した今後の見通しでは、
- ターミナルレートを5%〜5.25%
- 2023年での金利利下げはない
と発言されてますが、現状の市場の反応は、
- ターミナルレートを4.5%〜4.75%を予想。
- 2023年までに2回の利下げを予想。
かなり市場の予想はハト派に傾いていますよね。その事から現在はドル売りが優勢で、豪ドルドルが上昇。ただし、今後の経済指標次第にもなるので、引き続き経済指標に注目が集まります。
経済指標
その経済指標ですが、早くの注目を集める指標の発表が近づいています。以下の通り
(前回) (予想)
1/5
- ISM製造業指数 49 48.6
- FOMC議事録
- 米ADP 12.7 14.4
- 米PMI 46.2 46.2
1/6
- 米雇用統計(雇用者数) 26.3 20
(失業率) 3.7% 3.7%
1/7
1/11
- 米ISM非製造業指数 56.1 55.1
- 豪小売売上高 -0.2
- 豪消費者物価指数 6.9%
1/12
以上の経済指標の結果をベースに、今後の金利の動向を予想していきましょう。
現状の豪ドル
現在の豪ドルは、米利上げペースの鈍化や米経済景気減速の影響で、米ドル売りとなっている為、豪ドルドルが上昇しています。
ただし、米経済景気減速はただの市場の予想に過ぎません。1月に重要経済指標が立て続けに発表されるので、まずはその米経済指標をみて判断していきましょう。
ただ、去年みたいな米利上げペースがない限り、今年はそれ以上の米ドル買いはないでしょう。その事から、ある程度の豪ドルドルの上昇が期待できるでしょう。
あとは、豪経済状況も交えて見ていきましょう。1月に豪小売売上高と豪消費者物価指数がありますね。RBAの政策内容は、今後の経済指標により金利ペースを判断すると発言。現状維持もあるし、利上げする可能性もあります。という事で、米経済状況と同様、豪経済状況も経済指標で判断していきましょう。
豪ドルドル テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
日足
現在日足は、エリオット波動B波からC波の上昇を予想しています。0.66付近のサポートラインを下抜けする事なく上昇を予想します。一応、チャネルラインも参考に上昇傾向を見ていきましょう。
4時間足
現在4時間足は、エリオット波動4波のレンジ相場を予想。その後エリオット波動5波の上昇を予想。現在5波っぽい上昇になっている為、チャネルラインに沿って見ていきましょう。その上昇でもレンジ相場を抜けられない場合は、一度様子を見てトレードしていきましょう。
1時間足
現在1時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想します。チャネルラインに沿ってトレードしていきましょう。また、アップトレンドラインも参考にしてみて下さいね。
4時間足でも言ったように、このチャネルラインを下抜けした場合は、一度様子見してください。
まとめ
2023年の豪ドルドルは上昇を予想していますが、全ては米経済状況になってくるので、経済指標に注目していきましょう。
(豪ドルドル 上昇要因)
- ターミナルレートを5%〜5.25%
- 2023年での金利利下げはない
市場の反応
- ターミナルレートを4.5%〜4.75%を予想。
- 2023年までに2回の利下げを予想。
米経済景気減速を市場が懸念し、米ドル売りが優勢。
では、ありがとうございました。
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