ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

豪ドルドルの見通し(豪消費者物価指数に注目)

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短期中期的な豪ドルドルの見通しをお届け。

短期的には、FOMCハト派姿勢を見せたFRBに対して、ドル売りの反応になっていながら、豪ドルドルが落下している現状。その原因は、同じくハト派姿勢を見せているRBAが豪ドルドルの落下を誘っている見方もある事から、4/4に発表となる豪政策金利に注目が集まります。

中期的には、米金利が鈍化しつつある中、豪ドルドルの上昇を期待したい所ですが、豪ドルドルの日足を見ると、エリオット波動5波のダウントレンドに入っているような感じにも見えます。不透明感がある現在の豪ドルドルですね。

それでは、以上の内容を含め、短期中期的な豪ドルドル相場の見通しを、ほび太がお届けします。

はじめに

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!

豪ドルドル ファンダメンタルズ分析

豪ドルドル相場を理解する上で、重要な項目は以下の3種類。FOMC後は、ドル売り反応でありながらも豪ドルドルが落下。豪ドル円の落下が影響しているのでしょうか?それとも、豪政策金利に向け、リスク回避に動いているのでしょうか?その辺を踏まえながら、豪ドルドル相場を見ていく必要がありそうです。

FOMC後の動き

FOMCが終わり、市場が予想するターミナルレートに変化がありました。5月の米政策金利では、4.75〜5.00%の現状維持が90%以上を予想。6月は、4.5%〜4.75%の0.25%の利下げ予想が65%を占めています。

率直に言うと、利下げ予想は時期尚早だと思いますが、市場は完全に米金利が鈍化すると予想されています。もはや市場が数字でパウエル議長の発言内容を表してくれていますね。

この影響で、現在ドル売り反応となっていますが、この後の直近の重要度の高い米経済指標の反応次第で大きく変わってくるので、米雇用統計をメインに、その他の指標にも注目です。

さて、現在豪ドルドルは、米ドル売りにも関わらず落下していますね。ほび太の予想で、一番可能性が高い原因として、この落下は日足がエリオット波動5波のダウントレンドであり、つまりはテクニカル上の理由で落下していると思っています。もしくは、豪ドル円につられて落下なんて事もあり得ます。一概には言えませんが、もしかしたら、しばらくはテクニカル重視でトレードした方が良いかもしれませんね。

また、豪政策金利で、リスク回避の豪ドル売りになっている事も、落下の原因に繋がっているかもしれません。

政策金利

さて、その豪政策金利に注目が集まります。RBAは、依然インフレ率が高い事を引き続き発言されている為、利上げ期待も残されていますが、既に利上げ効果が出ている疑惑や、経済状況が不透明な点が多い事から、今回の豪政策金利では、現状維持の可能性もあり得る状況となっています。この状況に、現状リスク回避の豪ドル売りの展開に。

まぁ、ロウ総裁の発言に注目していきましょう。

経済指標

経済指標で注目を集めるのは、米雇用統計と米消費者物価指数です。この2つの指標が、今後の米ドルの方向性を決めます。

そして、現在リスク回避の豪ドル売りは、豪消費者物価指数と豪雇用統計次第で、更なる豪ドル売りに繋がる可能性がある為警戒。特に、豪政策金利前に発表される豪消費者物価指数は、直近の政策金利の決め手となる大事なデータとなるので注目が集まるでしょう。

3/29

4/4

4/5

  • 米ADP
  • 米貿易収支
  • 米ISM非製造業指数
4/6
  • 豪貿易収支

4/7

  • 米雇用統計
4/12

4/13

豪ドルドル テクニカル分析

ここからは、テクニカル分析で解説します。米ドル売りから、豪ドルドルが上昇する予想でしたが、方向転換となるレジスタンスラインを上抜けていません。逆に、そのレジスタンスラインから落下が再開している事を考えると、利益確定に出遅れたトレーダーが、再度ショートエントリーして、利益を少しでも増やそうとしている心理が働いている相場とみています。あくまでも予想ですが、この予想が本当であれば、いきなり上昇する可能性もあるので、警戒して下さい。

豪ドルドル 日足

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現在日足は、エリオット波動5波のダウントレンドを予想。前回までの上昇をA波の上昇と見ていましたが、上昇し過ぎているという見方から、この上昇を4波のアップトレンドと判断し、0.70レジスタンスから、エリオット波動5波動のダウントレンドになっている可能性が強いと見ています。

一応、ダウントレンドラインを引いていますが、一つの指標としてみて下さい。

豪ドルドル 4時間足

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現在4時間足は、エリオット波動5波のダウントレンドを予想しています。0.68付近のレジスタンスラインを上限に、引き続き落下予想をしていきますが、ポイントは0.66サポートラインとなるので、このラインを下回る事で、更に落下が継続する見方でいます。

逆に、0.66サポートラインから反転した場合は、ダウントレンドライン0.68付近のレジスタンスラインを超える可能性があるので、注意して下さい。

ですが、まずはダウントレンドラインに沿ってみていきましょう。

豪ドルドル 1時間足

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現在1時間足を、エリオット波動4波のアップトレンドを予想。0.68付近のレジスタンスラインを上限にアップトレンドが継続し、将来的には、アップトレンドラインを下抜け、エリオット波動5波のダウントレンドになる展開を予想しています。

では、ありがとうございました。

ほび太より

ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。