豪ドルドル相場の見通しをお届けします。
今後の豪ドルドル相場は、米金利の行方、豪中関係、豪政策金利の行方に注目。
さて、現在短期的にレンジ相場が続いていますね?一旦、どんな報道で相場が動くのでしょうか?ほび太の予想は上昇目線ですが、結論から言えば、再び米金利利上げ観測が高まっている事から、6月のFOMC次第と言えます。
それでは、豪ドルドル相場の見通しを、ほび太が解説していきます。
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
豪ドルドル ファンダメンタルズ分析
まずは、ファンダメンタルズ分析で、今後の豪ドルドル相場を予想していきます。以下3つの内容に注目していきましょう。
米金利利上げ観測が再浮上
米金利利上げ観測が再浮上しています。この報道で、豪ドルドルは再び落下トレンド。
市場は、年内のターミナルを5〜5.25%の現状維持を予想し、なおかつ、利下げの可能性も予想している。
ただ、一部のFRBメンバーは、米利上げ効果が徐々に出てきているが、まだ確信が持てない。インフレ率を2%に戻すには、もっとインパクトを与える必要があるとの発言が、利上げ観測を高ています。また、年内の利下げは想定していなく、逆に利上げする必要があるとの見方も示しました。
現在テクニカルでは、短期的に、若干、米ドル買い気味のレンジ相場が継続していますが、6月のFOMCで、利上げか現状維持かの2択で迷っている相場に見えます。
豪中関係の好感
先週、豪中貿易障壁撤廃協議が行われ、改めて豪中関係が改善されている事が分かった。この内容に、豪ドル買いとなりました。
現在、米利上げ観測が再び高まり、豪ドルドルが落下する可能性がある中、この報道で、0.66ドルのサポートラインで反発しています。
豪政策金利
次回の豪政策金利も利上げする可能性が強い事が、RBA議事録で分かった。理事会は、更なる利上げが必要だが、データ次第との発言があった事から、経済指標が重要である事を、再認識させました。
結果、積極的な言動である事から、0.66ドルのサポートラインで、更なる豪ドル買いとなっているイメージでいます。
ファンダメンタルズ分析のまとめ
米利上げ観測示唆の影響で、米ドル買いの流れですが、豪中関係の好感と豪政策金利の積極的な利上げにより、豪ドルドルの落下は、ある一定の場所で止まっています。
さて、ここからは、やはり6月の米金利の行方に焦点が絞られます。利上げなら、豪ドルドルは落下。現状維持なら、豪ドルドルは、サポートされている場所から上昇という感じで予想をしていきたいと思います。
豪ドルドル テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説していきます。先程の、ファンダメンタルズ分析を理解した上で見て下さい。
豪ドルドル 日足
現在日足は、エリオット波動B波のレンジ相場を予想。0.65ドルのサポートラインから、エリオット波動C波となり、そこから上昇を予想。
ただ、目に見えるポイントは、あくまでま0.72ドルのレジスタンスラインです。まずは、そこまで上昇するか確認していきましょう。その後は、0.72ドルのレジスタンスラインをうわ抜けるかに注目。
また、豪ドルドルの上昇材料となるのが、米金利の鈍化です。引き続き、米金利状況の報道に注目していきましょう。
豪ドルドル 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動ABC波後のレンジ相場になっているので、0.66ドルのサポートラインを下抜けるか、0.68ドルのレジスタンスラインをうわ抜けるかは不透明。やはり、米金利状況次第で動くと思っています。
ただ、日足でも上昇を予想している為、将来的には、0.68ドルのレジスタンスラインを上抜ける予想をしていきます。
豪ドルドル 1時間足
現在1時間足は、レンジ相場が続いています。大きいレンジ相場なので、0.66ドル付近で、ロングエントリーしたり、0.68ドル付近でショートエントリーしたりと、短期的な利益を狙いやすい場面。
このレンジ相場についても、6月の米金利の行方次第で、どちらかに抜ける予想をしてきます。
では、ありがとうございました。
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