ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

カナダドル円の見通し(FOMCに注目)

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カナダドル円の見通しをお届けします。

始めに、ほび太が予想したテクニカル分析結果は以下の通り

日足は、エリオット波動5波のアップトレンド。
4時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。もしかしたら、B波のダウントレンドの可能性あり
1時間足は、エリオット波動C波、もしくはエリオット波動4波のダウントレンド。

 

次に、カナダドル円のメイン材料を紹介

カナダドル円のメイン材料

  堅調な米経済 再びドル買いへ

他、カナダドル円のリスク材料

 (落下材料)

  • 日銀政策決定会合に注目
  • カナダ経済鈍化に警戒

現在のカナダドル円は、日銀マイナス金利解除期待で全面円買いの中、米経済指標が堅調な事から6月の利下げ観測が後退。この影響で、全面円買いから米ドル買い円売りに一変。となると、3/21のFOMCに注目が集まるでしょう。

ただ、その前に日銀政策決定会合にも注目。もしかしたら、再度円買いになる可能性もあるので、最後まで見届ける必要があります。

それでは、上記の内容を基に、カナダドル円相場の見通しを、ほび太がお届けします。

はじめに

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!

堅調な米経済 再びドル買いへ

この材料は、カナダドル円相場の上昇材料となります。

日銀政策決定会合で全面円買いとなる中、米経済指標が発表された直後から米ドル買い円売りの流れになりましたね。この影響から、引き続き、長期的にカナダドル円の上昇を予想していきます。

それでは、今日までの米経済の流れを紹介していきます。

米CPIが3%をキープ

先日発表された米CPIの結果は、そろそろ低下しても良さそうな雰囲気が市場間ででていましたが、結果は市場の予想を上回る内容となりました。特に、前年比が未だに3%をキープしている事に、やはり米経済は強いという印象。ただ、この結果を受けても、米ドル買いの展開にならず、逆にクロス円では円買い優勢の展開に。

その原因は、やはり直近の日銀マイナス金利解除期待を材料視していたのでしょう。

PPIの結果で一気にドル買い

日銀マイナス金利解除の期待が、ある程度織り込んできた中、米PPIが発表されました。結果は、前年比が前回よりも上回る内容となり、CPIの内容も踏まえると、6月の利下げ予想が後退する形となりました。この影響を受け、全面円買いから全面ドル買いの流れとなりました。

FOMC

PPIと米CPIの結果を受け、市場間では、6月の利下げ予想が後退気味になっている中、3月21日にFOMCが発表されます。市場はパウエル議長のタカ派発言に期待を寄せている状態で、現状、ドル買いの流れになっています。

今後の米ドルの展開

まずは、FOMCの内容次第となるでしょう。そこで、米CPIとPPIの結果を受けたタカ派発言が出れば、米ドル買いが加速する展開となります。場合によっては、再び111円を上回ってくる上昇になるかもしれないので注目です。

その他、カナダドル円のリスク材料

現時点では、米経済指標の影響を受け、全面ドル買いになっていますが、短期的には落下しても良い場面でもあります。その落下材料となるのが、日銀政策決定会合とカナダ経済状況です。

では、もう少し詳しく紹介していきます。

日銀政策決定会合に注目

マイナス金利解除期待が相場に織り込んできているとは思いますが、日銀政策決定会合の発表次第で、カナダドル円が落下する可能性も残されているので注意。

さぁ、その日銀政策決定会合では、マイナス金利解除の有無の発言に加え、イールドカーブコントロールの撤廃があるかにも注目が集まっています。仮に、イールカーブコントロールが撤廃されれば、カナダドル円がある程度、落下する予想です。

ただし、市場が注目を集めているのは、マイナス金利解除後の利上げの有無です。当然、日銀ですから、その後のガイダンスはハト派的な発言になるかと思いますが、一応期待しときたいですね。

カナダ経済は鈍化?

1月のカナダCPIの結果が、節目の3%を下回った事で、6月にも利下げが実施される可能性があることから、市場ではカナダドル売りが先行しています。今は円売りの影響でカナダドル円が上昇していますが、カナダドル単体で見ると、カナダドル売りが先行している印象。

ただ、3月19日に発表される2月カナダCPIの結果次第では、6月の利下げ観測が後退する可能性もある事から一概に言えない状況です。

注目していきましょう。

カナダドル円 テクニカル分析

ここからは、テクニカル分析で解説していきます。

カナダドル円 日足

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現在の日足は、エリオット波動5波のアップトレンドが継続中。アップトレンドラインに沿って上昇している状態となっています。

110円レジスタンスラインを再び超える事が出来れば上昇のチャンスとなるでしょう。

カナダドル円 4時間足

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現在の4時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。チャネルラインに沿ってトレードしていきましょう。

ただ、チャネルライン内でエリオット波動Bのダウントレンドになっている可能性もあります。仮に落下する場合、110円付近のレジスタンスラインを上限に落下する予想でいる為、陰線が出ている110円付近のレジスタンスラインが大きなポイントになってくる感じで見ています。そして、将来的にはチャネルラインを下抜けする予想で見ていきたい場面。

ただ、FOMCの期待がある為、ファンダメンタル的に落下を狙うのは少し不安な場面。それでも、日銀政策決定会合で円買いになる可能性もある事から、落下を狙える場面でもあります。

ちなみに、カナダドル円の落下シグナルは、104円を下回った時点で方向転換となります。

カナダドル円 1時間足

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現在の1時間足は、エリオット波動C波のダウントレンド、もしくはエリオット波動4波のダウントレンドを予想。どちらにしても、110円レジスタンスラインを上抜けた時点で、落下終了の合図なので、ここがポイントとなるラインになるでしょう。

仮に下回った場合は、アップトレンドラインまで落下する予想。もしくは108.5円付近のサポートラインまで落下する予想でいます。

直近のカナダドル円のリスク材料

最後に、直近のカナダドル円のリスク材料を紹介します。

  • 3/19   日銀政策決定会合
  •           カナダCPI
  •           米住宅着工件数
  • 3/21   FOMC
  •           米PMI
  • 3/22   日本消費者物価指数
  •           カナダ小売売上高
  • 3/26   米コア・コンファレンスボード
  • 3/29   米PCEデフレータ

では、ありがとうございました。

ほび太より

ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。