今週のユーロ円の短期的な方向性は、ファンダメンタルズ分析ではFOMC次第、テクニカル分析では上目線が継続。
ただ、やはりFOMC次第で大きな落下も十分あり得る事から、この記事では4時間足のテクニカル分析をメインに、これからのユーロ円相場の方向を短期的に見極めていこうと思います。
もくじ
はじめに
5年目のFXトレーダーほび太が、年間500pipsを維持している手法を少しだけ公開!
かなりシンプルなだけに、初心者でも簡単に真似する事ができると思います。また、記事の最後には、勝つ為の基礎知識も書いているので、是非参考にしてみて下さい。
ユーロ円 ファンダメンタルズ分析
先程も言ったように、今日開催されるFOMC次第で、短期的なユーロ円相場の方向性が決まり、落下の可能性も十分あり得る事から、火曜日の東京タイムは、上値が重い展開になっています。
もちろん、昨日発表された米小売売上高が原因で落下したのも確かですが、FOMCに警戒している動きに見えるのも確かですね!
それでは簡単に、ファンダメンタルズ分析を解説していきます。
FOMC
まず警戒していきたいのがFOMCでのパウエル議長の発言になります。何故?と思う方がいるかもしれないので簡単に説明します。
現在、市場は長期金利の上昇を物凄く警戒しています。その理由は、景気が回復していない状態で長期金利が上昇すると、単純に住宅ローンや企業のインフラ投資をする際のローンなどに影響が出てしまいます。要は、借りたくても金利が高すぎて買えませんって話です。
この話が、景気が良い状態なら全く問題は無いのですが…今は、ようやく景気の悪化に底をついた状態なので、好景気には程遠い今のアメリカ経済。
わかりましたか?今回、FOMCで長期金利の上昇をパウエル議長が対策を打つかに注目していますが、先月の議事録では、今の長期金利の水準は適正であると発言しているので、今回も対策はしないという警戒から、全面ドル買い円買いの状態。
もし仮に対策を打てば、ダウ上昇で円売りドル売りでユーロ円も上昇。対策をしなければ、逆と考えれば良いでしょう。
という事で、注目していきましょう。
現状のユーロ
(現在のユーロの経済状況)
- 経済指標が若干の回復
- ロックダウン解除
- ワクチン接種の期待
ただ、そこまで買われる程の通貨ペアなのか?と言えば、ポイントはユーロの経済というよりも、アメリカFRBが量的緩和を継続している事で、ダウ先物が上昇と同時に、ドル売りユーロ買いの流れになっています。
- 従って、上記FOMCでのパウエル議長の発言次第で、ユーロに物凄く影響する、今のユーロ円相場です。
ユーロ円 テクニカル分析
次に、4時間足を使ってテクニカル分析を解説します。
ユーロ円 4時間足
現在4時間足は、130円のレジスタンスラインで反発されている状態。戻り売りになった場合、エリオット波動4波になりますので、この130円のレジスタンスラインがポイントになります。ですが現状はチャネルライン内なので、上目線継続中です。
まとめ
まずは、FOMCの結果でどう動くのか注目していきましょう。それから次の戦略を立てるべきと思っています。
では、ありがとうございました。
勝つ為の基礎知識
最近書いていませんでしたが、今回も物凄く単純な基礎知識を書いていきます。
短期トレードは負ける確率が上がる
まぁ〜当然の事ながら、短期トレードをやると、それなりにトレード回数が増えます。
FXは、トレード回数をいかに低くするかがポイントになり、実際は損切り幅を低くするよりも、トレード回数を減らす事が勝率のポイントになります。
なので、短期トレードをしているトレーダーは、時々でも良いので、4時間足もしくは日足を使ったトレードも実践していき、慣れる事をオススメします。