来週は、FOMC・RBA理事会に注目が集まりますが、豪ドル円はどのような相場展開になるのか?85円を上回る?それとも失速する?、こんな疑問に、ぼび太が、4/5〜4/9までの豪ドル円相場の見通しを、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を使って予想していきます。
では、いきましょう!
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
豪ドル円 来週の見通し
まずはじめに、今週に引き続き、来週も基本はアメリカ経済の進行状況により、豪ドルが動く事になると予想しているので、そこを理解した上で、私の予想を聞いてください。
(来週の豪ドル円の方向)
- 引き続き上昇目線でいますが、85円のレジスタンスラインで、方向転換する可能性もあります。
- 日足では、ヘッドアンドショルダーを形成している事から、落下する可能性がある。
(来週の豪ドル円のテーマ)
- 米雇用統計後の相場状況に注目
- FOMCに注目
- RBA理事会に注目
- 経済指標
以上4つのテーマで解説していきます。
米雇用統計
今週金曜日に発表された米雇用統計の良好な結果は、アメリカが休場している為、参加者が少なく、大きな反応がありませんでした。という事で、参加者が戻ってくる月曜日の相場状況に注目しましょう。
もちろん豪ドル円は、円売りとなる為上昇するでしょう。ただ、85円に強力なレジスタンスラインがある為、注意してください。
FOMC
米雇用統計の良好な結果に、FOMCではどんな反応をするのか?先月に続き、量的緩和の一部を縮小する示唆を出すのかに注目が集まります。
その場合、米ドル買いが加速される為、豪ドル円は、豪ドルドルの状況次第になると思います。もし、豪ドルドルの落下が強くなれば、豪ドル円も吊られて落下するかもしれませんし、円売りが加速すれば、豪ドル円の上昇が期待できるでしょう。
2兆ドルインフラ経済対策
今週、バイデン大統領から2兆ドル経済対策の内容が公表されました。インフラ投資自体は米ドル買いの示唆になりますが、内容の一部に、2兆ドルの財源確保として、企業の増額も公表している事から、逆に企業の負担となり、リスク回避になる可能性があります。
また、マコネル共和党上院議員が、やはり反対表明をしている事から、もしかしたらリスク回避のドル売り円買いの展開になるかもしれませんね!引き続き注目していきましょう。
それと、4月中旬にも新たな経済対策を発表するみたいなので、こちらの報道にも注目していきましょう。
RBA理事会
来週火曜日に開催されるRBA理事会ですが、内容は前回と余り変わらず、引き続き豪ドル高に注視した政策内容・金融緩和が継続されると見ています。
ただ、現在量的緩和を実施しているので、更なる量的緩和を拡大し、豪ドル高を制御する行動をとるかどうかに注目されそうです。
経済指標
豪ドル自体に注目される経済指標はないので、アメリカ経済指標に注目していきましょう。
- 4/5 米ISM非製造業指数
- 4/7 米貿易収支
豪ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
豪ドル円 日足
現在豪ドル円は、85円のレジスタンスラインをポイントにレンジ相場に入っていると予想しています。
ただ、アップトレンドライン内での上昇もキープしている事から、まだ上昇目線でいます。
そうなれば、やはり気になるのが、85円のレジスタンスラインですね!現状ヘッドアンドショルダーになりつつある事から、落下も予想している為、先週と同様に、上昇目線でみながら落下も気にするようにして下さい。
豪ドル円 1時間足
買いチャートと売りチャートが、若干の違いはありますが、基本は84.5円のレジスタンスラインとアップトレンドラインの三角持ち合いになっています。
後はどちらに抜けるかですが、私は、米雇用統計の結果で前半は豪ドル円の上昇を予想していきます。ただやはり上昇も限られているのは確かなので、注意しながらのトレードになるでしょう。
まとめ
4月に入った事により、ここから相場も大きく方向転換される可能性もあります。もちろん上昇もあり得ますので、流れに逆らわずのトレードを順守していきましょう。
(今後の注目材料)
- 4月中旬の新たな米経済対策
- 2兆ドル経済対策の行方
では、ありがとうございました。