FOMCの結果にドル買いの反応。オセアニアやユーロより、テーパリング時期が早くなる予想が市場に広まると、オセアニア通貨・ユーロ通貨に一旦は見切りをつけ、円買いにシフトチェンジしたと思っていますが…まだまだ分かりづらい状況。
- ここからどうなるの?
- 来週のテーマは?
以上の疑問も含め、来週のドル円相場の見通しを、ほび太なりのテクニカル分析とファンダメンルズ分析で解説していきます。
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
ドル円 来週の見通し
(来週の方向)
- 日足のエリオット波動5波を割り始めた事で、そろそろ上昇から降下に方向転換になると予想しています。
(来週のテーマ)
- 15日のパウエル議長の上院銀行委員会で証言。
- 米テーパリングによる相場の動き。
- アメリカ以外のテーパリング期待に注目
以上3つのテーマを題材に解説していきます。
FOMCの内容
FOMCの内容については以下の通りです。
- 次回会合で、資産購入ペースの議論を強化。
- 18人中の内13名のFRBメンバーが2023年の利上げを予想。
- 資産購入ペース縮小を基準に向けた進展があると予想。
かなり前向きな公表であり、かなりサプライズな展開だったと個人的には思っています。
この結果に、ドル買い/円売りの流れになると思いきや、以外な事に円買い反応に触れてしまいました。一体何故?…謎ですね。
個人的には、オセアニアとユーロ通貨の上昇に一旦見切りをつけ、円に流れた予想をしていますが、はっきりとした根拠はないですね。
まぁ〜今回の米テーパリングが少しづつ明白になったという事で、ドル買い/円売りの考えを持ちつつ、実際は円買いになっていますが、テクニカルの方向通りに従ってトレードしていきましょう。
FRBの今後の予定
今後のFRBの予定としては、
で、テーパリングについて更に協議かさねて、9月のFOMC議事録で、テーパリングの適切な時期を公表するとみています。
そして、テーパリングの時期については、各金融機関が予想を公表しています。ゴールドマンサックス・IMFなど予想時期にはバラつきがありますが、一番近い予想として、11月にテーパリングが開始されるみたいですね。
なので、しばらくは米ドル買い中心の相場展開となりそうです。
パウエル議長の上院銀行委員会
ただその前に、15日にパウエル議長の議会証言が行われる予定です。
この議会証言では、FOMC議事録で公表された内容に、より正確的な今後の政策内容を公表されるでしょう。
より正確という事だけあり、相場が動きやすい材料なので注目です。
経済指標
来週テーパリングの基準となる指標が出てきますので、要注目です。
- 7/13 米消費者物価指数
- 7/14 米生産物価指数
- 7/16 米小売売上高
特に注目が集まるのは米消費者物価指数です。結果に進展が見られれば、インフレ警戒が更に強くなり、テーパリング開始が更に近づくので要注目です。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
ドル円 日足
現在日足は、エリオット波動5波から外れかけていますので、落下に警戒してください。
また、この時点でエリオット波動A波に入っている可能性があるので、ショートが優勢になりそう。
ただし完全に外れるまで、もう少し様子見でお願いします。
ドル円 1時間足
現在1時間足はエリオット波動4波を予想しているので、もう一段階落下するかもしれません。
でも、やはり注目所はチャネルラインです。この中に入ってしまえば、とりあえずは様子見でいきましょう。
まとめ
ドル円の落下原因がファンダメンルズ分析上では気になりますが、テクニカル分析上では、落下が優勢になっています。
どちらを選ぶかはお任せしますよ!笑
では、ありがとうございました。