ユーロにとっては、9月に開催されるECB理事会が材料となり、その間は、経済指標とコロナ感染状況で相場が動く予想をしている8月のユーロ円。もちろん、米テーパリングの状況確認も大事な材料となりますので、ECB・FRBの報道に注視していきましょう。
ただし、ここまで急速にユーロが買われ過ぎている為、ユーロが売られやすい状況には変わりありません。もちろん、ほび太もショートエントリーを勧めます。
という事で、ほび太なりのファンダメンタルズ分析とテクニカル分析で、来週のユーロ円相場の予想を解説します。
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
ユーロ円 来週の見通し
(来週の方向)
(来週のテーマ)
- ユーロ経済指標に進展
- コロナ感染状況
- 経済指標
以上3つのテーマで解説していきます。
ユーロ経済指標に進展
(前回) (結果)
- ユーロGDP速報値 -0.3 2
- ユーロ雇用統計(失業率) 7.9 7.7
ユーロGDPについては、今後の見通しを引き上げています。
- 21年 (前回+4.2)を+4.7に引き上げ
- 22年 (前回+4.1)を+4.6に引き上げ
- 23年 (前回+1.9)を+2.1に引き上げ
また、ユーロ雇用統計については、月々失業率が減少しています。
コロナ感染状況
現在のユーロ感染状況は、約13万人。6月17日のユーロ感染状況の5万人から+8万人増加しています。
多分経済状況は、上記の通り回復していますが、コロナ感染状況が増加しているので、ラガルド総裁は警戒しているのでしょう。
従って、コロナ感染状況が8月末までに、大幅に減少すれば、ラガルド総裁の考え方も変わってくると見ています。
経済指標
来週は米重要経済指標が重なるので、非常に注目が集まります。現状、米経済も回復に向かっているので、米雇用統計の結果に期待が集まります。
(予想) (前回)
- 8/2 ISM製造業指数 60.6 60.6
- 8/4 ADP雇用者数 69.2
- ISM非製造業指数 61 60.1
- ユーロ小売売上高 1.7 4.6
- 8/5 米貿易収支 -705 -712
- 8/6 米雇用統計 (雇用者数) 77.6 85
(失業率) 5.7% 5.9%
ユーロ円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。今日は、来週から8月に入るので、週足も掲載してありますので、環境認識として参考にして貰えればと思います。
ユーロ円 週足
現在週足は、エリオットABC波が終了し、ここから落下が少しだけ優勢になってきます。その落下も現在エリオット波動1波orエリオット波動4波を予想しています。
もう少し、週足に関しては様子見になるでしょう。
ユーロ円 日足
現在日足はエリオット波動B波を予想していますので、引き続き落下目線でいます。
とりあえずは、チャネルライン通り攻めていきましょう。
ユーロ円 1時間足
現在1時間はエリオット波動B波を予想。
ここからは、もう一段階の上昇する予想です。
まとめ
ユーロの経済は回復に向かっています。ただコロナ感染拡大が警戒を強めているのが難点ですね!
どちらしろ、ECB理事会の政策内容が良い方向に向かわない限りは、上昇は厳しいとみていますので、9月のECB理事会が始まるまでは、ショートエントリーが優勢で、攻めたい所ですね!
では、ありがとうございました。