今週のドル円は、9/23に控えるFOMC会合待ちの為、短期的にも方向感のない相場となっています。
来週もFOMC会合が開催されるまでは方向感がない相場となりそうですが、若干下げトレンドになっている事や、FOMC会合での警戒から、下目線が優勢?という感じで見ています。
さて!来週は、FOMC会合前にテーパリングの材料となる、米消費者物価指数・米小売売上の発表があるので、そちらに注目。
それでは上記の経済指標を題材に、ほび太なりのファンダメンタルズ分析とテクニカル分析で、来週のドル円相場の見通しを解説していきます。
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
ドル円 来週の見通し
(来週の方向性)
ただし、あくまでもFOMC会合次第なので、気をつけてエントリーして下さい。
(来週のテーマ)
- FOMC会合での探り合い
- 経済指標
以上2つのテーマで解説します。
FOMC会合
市場の目線は、間違いなくFOMC会合の結果だけに絞ってきています。
もちろん、米消費者物価指数や米小売売上高の発表がありますが、あくまでもFOMC会合待ちの相場展開になるでしょう。
さて、そのFOMC会合の新たな情報は、現在ありません。ただし、
- 各連銀総裁や一部のFRBメンバーが、現状の資産購入ペースに不満。
- 米雇用統計が予想以上に悪化した事。
- 現在のコロナ感染者数が28万人と増加傾向にある事。
上記3つの問題に、パウエル議長はどんな判断を下すかになります。
どちらにしても、米雇用統計が進展していれば、コロナ感染者数が多くても、今回のFOMC会合でのテーパリング実施が明確になっていた分、予想以上の悪化で、一気に不透明な展開になってしまった事に残念ですね。
という事で、来週は引き続きFOMC会合の情報収集に全力を注いでください。笑
経済指標
上記の解説で何度も出ていましたが、来週は下記の経済指標に注目。
- 9/14 米消費者物価指数
- 9/16 米小売売上高
特に注目を集めるのが米消費者物価指数。FOMC会合前の最後の材料となるので、注目を集めるでしょう。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
ドル円 日足
現在日足は、引き続きエリオット波動B波の下目線を予想していきます。
かなり分かりづらいチャートになっているので、無理にトレードする通貨ペアでもない気がします。
とは言っても、シンプルに考えるなら110.5円のレジスタンスラインで、かなり抵抗されているのが分かるので、そこを超えられるか?と言った所ですね。
ほび太の予想では、このまま落下していく予想をしていきますが、FOMC会合次第と言った所でしょう。
ドル円 1時間足
現在1時間足は、エリオット波動2波の下目線を予想します。
単純にチャネルラインから外れた時点で落下すると見ていますが、109.5円もサポートされているので、おそらく将来的に三角持ち合いの下抜けを予想しています。
ただし、チャネルライン内でサポートが継続されるのであれば、ロングエントリーもありでしょう。
何しろ、今のドル円は非常に難しい形をしているので、落下を予想している中でも、臨機応変な対応、もしくは、分かりづらい相場には、手を出さない事をオススメします。
まとめ
かなり方向性感のない相場になっていて、大変分かりづらいで、FOMCの内容も不透明な為、今は手を出す通貨ペアでは無さそう。
ですが、どうしてもドル円で勝負をしたいと思う方は、上記のテクニカル分析も参考にしてくれればと思います。
では、ありがとうございました。