米テーパリングが濃厚とされながらも、実際の所は、未だに不透明な展開で、もしかしたら、今回の米雇用統計の悪化をきっかけにズルズル落下してしまいそうな今週のドル円。
まぁ〜雇用統計だけが、米テーパリングの判断材料ではなく、来週発表となる米消費者物価指数も含まれるので、そちらに期待。
その他、最近原油関係も数多く報道されていますが、その辺も含め、来週のドル円相場の見通しを、ほび太なりのファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を元に解説します。
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
ドル円 来週の見通し
(来週の方向性)
(来週のテーマ)
以上3つのテーマで解説します。
米雇用統計
(前回) (結果)
- 雇用者数 23.5 19.4
- 失業率 5.2 % 4.8%
さて!問題は、今回の米雇用統計の結果を受けて、米ドルが今後どのような反応になるかです。
冒頭にも書きましたが、米テーパリングは、前回のFOMCでのパウエル議長の発言では、かなり前向きな発言をされていましたが、今後の経済の回復次第とも言っていました。
結果、不透明でしょう。まして米雇用統計が悪化となれば、尚更不透明な展開になります。
という事で、ここからの反応はテクニカル分析で解決していきましょう。
米消費者物価指数
米テーパリングの判断材料は、米雇用統計だけでなく、米消費者物価指数も大事な判断材料になります。
予想からは、前回の据え置きが出ていますが、仮に進展があれば米ドル買いで、悪化すれば、米ドル売りの展開になります。
ただ、仮に進展したとしても、米雇用統計が悪化しているので、どちらにしてもファンダメンタルズ分析では不透明ですよね!
なので、米消費者物価指数の結果後のドル円の反応に注目し、そこからテクニカル分析で正しく判断していきましょう。
原油減産維持の影響
OPECとOPECプラスでの閣僚級会談の結果、原油減産を、少なくとも11月まで維持する事が決定されました。
この影響で現在のドル円にどのような影響を及ぼしているのかは謎ですが、クロス円の上昇を見る限り、円売りの反応ですね。
という事は、少なからずドル円の上昇をサポートされていそうな感じがします。
経済指標
来週注目が集まる経済指標は、以下の通り。
特に、米生産物価指数と米小売売上高には注目です。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説していきます。
ドル円 日足
現在日足は、エリオット波動C波の上昇目線でいます。
レンジ相場の上限ラインがサポートしており、上昇となっていますので、勢いがあれば、今後上昇する可能性が高いと見ています。
ドル円 1時間足
1時間足は、現在エリオット波動3波の上昇目線でいます。
単純にチャネルライン通りに沿って、トレードしていきましょう。
まとめ
まだまだ不透明感の強い米テーパリング。今の所、短期的に、米雇用統計が悪化しても上昇をキープしていますが、日足を見ると、レンジ相場に戻る可能性がある為、注意してみていきましょう。
では、ありがとうございました。
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