今週も色々な事がありました。FOMCでのタカ派的な発言、日本政府による為替介入。この影響で豪ドル円は落下となりました。
さて来週ですが報道によると、9/29に豪消費者物価指数(CPI)が発表されます。この指標は、再来週に発表となる豪政策金利にも影響があるので注目していきましょう。
それと、そろそろ下目線に切り替えても良い豪ドル円。その理由を、テクニカル分析をベースに解説していきます。それでは、来週の豪ドル円の見通しを解説!
はじめに
月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足を使った中期トレード予想ブログ。
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析でポイントを押さえ、リスクの軽減とチャートの方向性を重視したブログです。
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豪ドル円 来週の見通し
(ファンダメンタルズ分析)
- 日本政府の為替介入
- FOMC
- 経済指標
- RBA議事録の内容
(テクニカル分析)
以上の内容で解説します。
豪ドル円 ファンダメンタルズ分析
為替介入による影響
今週行われた為替介入。相場に影響はありましたが、一方的に下がる事もない状況ですね。引き続き為替介入の影響に注視はしたい所ですが、落下が限定的ですね。それでもこの内容で、落下示唆のシグナルが出ている為、落下目線に切り替えていきたいと思います。
それと、今後は更なる為替介入に踏み切るのかにも注目していきましょう。
FOMC
22日FOMCが開催。内容は以下の通り。
- FRBは2023年まで4.4%の利上げを予想
- 年内は1%か1.25%の利上げで、意見が分かれる
- 2024年まで利上げはしない。
かなりタカ派的な発言をされてますね。この内容からしても、米ドル買いが来年も継続する可能性が大きい事から、引き続きドル円は、上昇目線です。
さて豪ドル円はどうなるでしょう?最近、ドル円が上昇傾向にありながらも、豪ドル円の上昇の鈍化が目立ちます。
こちらの疑問は、今後の分析次第となります。
経済指標
来週、注目度の高い経済指標は以下の通り。
来週は、急遽ですが豪消費者物価指数の発表があります。注意していきましょう。
また再来週の経済指標にも注目していきましょう。以下の通り
- 10/3 米ISM製造業指数
- 10/4 豪政策金利
- 10/5 米ADP雇用者数
- 米貿易収支
- 米ISM非製造業指数
- 10/7 米雇用統計
来週の後半は、豪政策金利の影響で、相場が変化するかもです。
RBA議事録
今週、RBA議事録が開催されました。内容は以下の通り
また、ウェストパック銀行が予想した内容が以下の通り
- 10月は50bpの利上げを行う事を予想
- 11月と12月と来年2月は、25bpの利上げを行い、金利のピークは3.6%に達すると予想。
FOMCで積極的利上げを行なっている事で、物価上昇懸念がある以上は、RBAも利上げするしかないみたいな感じですね。
この内容が、タカ派と認識するのか、それともハト派と認識するかは、今後のテクニカル次第ですね。
豪ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
豪ドル円 日足
現在日足は、エリオット波動A波のダウントレンドを予想。まだ日足は落下の方向転換とはいきませんが、調整落下となりそうな現在の形です。
少し分かりにくいですが、チャネルラインを上抜けるまでは、エリオット波動A波のダウントレンドが継続すると予想。
豪ドル円 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動C波の動きです。20期間移動平均線を上抜けるまでは、エリオット波動C波が継続。
因みに、このチャネルラインを上抜けた場合は、日足のエリオット波動B波の上昇と思って下さい。少なくとも、96.5円までは上昇すると思います。
まとめ
さて、日本政府による為替介入に引き続き注目していきましょう。それと、何度も言いますが
そろそろ落下も視野に入れたトレードをしていきましょう。
(豪ドル円 落下要因)
(豪ドル円 上昇要因)
- RBA、年内も利上をする可能性が大
では、ありがとうございました。
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