来週の豪ドル円の見通しをお届けします。
今週の豪ドル円は、豪小売売上高・豪消費者物価指数が、予想以下の結果になったことで、市場の間では、豪利上げペースの減速・もしくは豪政策金利の現状維持が予想されています。
テクニカルでは、日足はエリオット波動B波動のダウントレンドを予想。4時間足は、エリオット波動3波、もしくはエリオット波動5波のダウントレンドを予想。
さて来週は、豪政策金利の発表。予想では0.25%ですが、注目材料は今後の利上げについてです。その他、経済指標と米利上げペース減速による米ドル売りの行方に注目。
それでは、来週の豪ドル円相場の見通しを、ほび太が解説します。
はじめに
月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足を使った中期トレード予想ブログ。
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析でポイントを押さえ、リスクの軽減とチャートの方向性を重視したブログです。
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豪ドル円 来週の見通し
(ファンダメンタルズ分析)
- 豪政策金利
- 米利上げペース減速懸念
- 経済指標
(テクニカル分析)
以上の内容で解説していきます。
豪ドル円 ファンダメンタルズ分析
豪政策金利
12/6に発表となる豪政策金利に注目が集まります。政策金利の予想は以下の通り。
(前回) (予想)
- 豪政策金利 2.85% 3.1%
上記でもお伝えした通り、豪小売売上高や豪消費者物価指数の予想以下の結果となった事で、今後、豪政策金利の利上げペースの減速、もしくは利上げの現状維持が予想されています。この影響で、現在豪ドル売り/円買いの展開に。
さて、先日の豪政策金利でのロウ総裁の発言について、もう一度おさらい。以下の通りです。
- 利上げが必要であれば、利上げを実施
- 利上げの必要がなければ、現状維持に
- 利上げの影響で、家計の圧迫が気になる。
- 来年の成長見通しを引き下げ。
- 過剰な利上げと、不足の金利の中間を目指す。
- 依然、利上げが必要だが、一度データを見る必要がある。
まぁ、一旦は利上げペースの減速、もしくは金利の現状維持になると思うので、豪ドル円は、しばらく落下対象になります。
ただ市場は、来年、金利を4%にとどまる予想をしています。となれば、来年も、幾分利上げの可能性が十分あると言う事になりますが、来週の政策金利で変更があるのかにも注目です。
米利上げペース減速
11/30に講演を行ったパウエル議長の発言が、ドル売り/円買いを誘う展開に。内容は以下の通りです。
- 早ければ12月に利上げペース減速へ
- 利上げペース減速は、リスクバランスを取る良い方法。
この発言で、市場が予想していた12月の政策金利0.75%が、0.5%に縮小する予想に変更されています。豪ドル円も、この影響でリスク回避の円買いになっています。
FOMC
12/15に開催されるFOMCは、政策金利を0.75%ではなく0.5%の利上げ予想に変更。その影響で、先程もお伝えした通り、ドル売り/円買いの流れに。
理由としては、利上げ効果は後になってから指標に表れてくるみたいなので、一度データを見ていく必要があるとの事です。
ただ、12月のFOMCでの注目材料は、来年の政策金利の行方になります。減速はするものの、依然利上げが必要な事は、現在明白になっていますので、来年もドル買い傾向になる可能性は十分あります。その場合、豪ドル円はどうなるでしょうか?そちらも、今後じっくり見極めていきましょう。
経済指標
来週の経済指標は以下の通りです。
(前回) (予想)
豪ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
豪ドル円 日足
現在日足は、エリオット波動B波のダウントレンドを予想。ダウントレンドラインに沿って落下していく予想。
ただし、ダウントレンドラインを上抜けてしまった場合は、再度レンジ相場になると思うので、その場合は一度様子見しましょう。ただし、レンジ相場だとしても、将来的には落下していくので引き続き下目線です。
それと、やはりアップトレンドラインが気になります。このアップトレンドラインが、どんな役割をするのか見ていきたい所です。
豪ドル円 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動5波のダウントレンドを予想しています。チャネルラインを抜けるまでは5波のダウントレンドが継続すると考えていきましょう。強力な92円のサポートラインを下抜けされてますが、まだまだ分かりません。しっかりサポートされるか、それとも抵抗されるかを見極めていきましょう。
まとめ
ファンダメンタルズでは、豪政策金利とFOMCの政策内容に注目。テクニカルでは、やはり週足から伸びているアップトレンドラインが気になるので注意しましょう。
では、ありがとうございました。
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