中期的な豪ドルドルの見通しをお届け。
今日の朝方、米政策金利の発表があり、今後の米政策金利の見通しについて、パウエル議長からタカ派姿勢の発言を受けましたが、市場はドル売りの反応となり豪ドルドルは上昇。どうやら、パウエル議長のタカ派姿勢に疑いの余地があるとの市場の反応なのでしょう。
テクニカルでは、日足ではエリオット波動A波の上昇。4時間足では、エリオット波動3波の上昇が継続。短期、中期で見ても上昇目線で間違いないと思います。
さて!ここからの豪ドルドルの材料としては、まずは、来週発表となる豪政策金利に注目していきましょう。その後は、引き続き米政策金利の行方、それから豪中貿易問題が主な材料となります。
それでは、以上の内容を含め、ほび太が豪ドルドル相場の見通しを解説していきます。
はじめに
月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足、それから1時間足を使った短中期トレード予想ブログ。
ファンダメンタルズとテクニカルの両方を分析して、ブログに載せているので、是非、毎日書いているので読みに来てくださいね!
豪ドルドル ファンダメンタルズ分析
FOMC
FOMCでの内容は以下の通り。
- 引き締め効果はまだ出ていない。
- まだやるべきことがある。
- 景気の犠牲が必要。
- 9月・12月の利上げ幅にする必要があれば実施する。
- 2回ほど利上げについて協議を行う。
- 雇用統計のデータが重要となる。
- 利上げ停止後に、再度利上げする事はない。
- 基本シナリオは失業率が大幅に上昇しない2%のインフレ率。これが予想通りの動向なら、今年は利下げをしない。
以上の内容になります。市場が予想していた以上に利上げ示唆の発言をしてきましたね。その上で、雇用統計のデータが重要と発言。そして、今後のシナリオは、失業率の大幅な上昇を抑えた2%のインフレ目標だそうです。
さて、この発言を受けたにも関わらず、市場はドル売りの反応です。おそらく、タカ派姿勢でも、今日までの米経済指標の悪化と反比例した発言だったからではないでしょうか。ただ、今後の経済指標次第になると発言しているので、引き続き注目が集まる材料になるでしょう。
豪中貿易問題
来週、3年ぶりに今後の輸出入に対して会談を行うオーストラリアと中国。豪中貿易問題の内容は以下の通り。
オーストラリア産のワインと大麦に関税。
オーストラリア産のロブスターや肉食などの輸入禁止措置。
中国留学生がオーストラリアに入国するのを、中国が拒否。
他、オーストラリア製品の輸出拒否
などの貿易問題が生じていました。この貿易問題の撤廃を要求する為、今回会談が行われます。
結果待ちとなりますが、中国も貿易収支の悪化が続いている為、どちらかと言えば、合意する可能性が高いと見ています。
経済指標
注目を集める経済指標は以下の通り。FRBが注目している米雇用統計の反応に警戒しましょう。
(前回) (予想)
2/3
- 米雇用統計
(雇用者数) 22.3 18.7
(失業率) 3.5 3.6
(平均時給) 3.3 3.3
2/4
- ISM非 49.6 50.4
2/6
- 豪小売売上高 0.2
- 米貿易収支 -615
2/7
- 豪貿易収支 132
- 豪政策金利 3.1%
2/11
ミシガン信頼感指数
豪政策金利
2/7に発表となる豪政策金利に注目が集まります。1/25に発表された豪CPIでは、第3四半期の1.8%を上回る1.9%でしたが、豪雇用統計は、雇用者数・失業率が悪化。また1月の豪小売売上高も-3.9%と、前回よりも-3.7%も悪化している事から、直近では景気悪化の印象があります。この内容に、ロウ総裁が下す決断に注目が集まります。
豪ドルドル テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説していきます。今回は1時間足は省略します。
豪ドルドル 日足
現在日足は、エリオット波動A波のアップトレンドが継続。チャネルラインから外れた場合は、A波が終了し、B波のダウントレンドになる予想です。
豪ドルドル 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動C波のアップトレンドが継続。そろそろチャネルラインから外れそうな感じがします。その場合は、様子見をオススメします。
まとめ
先程も言いましたが、米経済指標の悪化や、米中貿易問題の改善などから、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析を見ても、中期的に上昇目線です。
その事を踏まえて、トレードしていきましょう。
では、ありがとうございました。
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