ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

豪ドル円の見通し(再び豪金利利上げ観測が浮上)

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ドル円の見通しをお届けします。

ドル円に影響を与える主な材料は以下の通り。

  • 積極的姿勢に切り替えたRBA
  • 7月のFOMCがターニングポイント
  • 経済指標が重要

積極的姿勢となった豪中銀。この影響で、豪ドル買いが加速。一方FRBは、7月のFOMCまでの間、今後の米金利の方向性が経済指標の結果で決まってくるので、市場も慎重姿勢となり、米ドル買いが縮小しています。

さぁ!この流れから豪ドル円の上昇を予想していきたいですが、日足は引き続き落下予想。

それでは、上記の内容をより詳しく、豪ドル円相場の見通しを、ほび太が解説していきます。

はじめに

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!

ドル円 ファンダメンタルズ分析

 結論から言うと、豪ドル円は、今後落下していく予想です。え?、RBAが、豪金利に対して積極的姿勢なのに?と思いますよね。まだ分かりませんが、豪ドル円の方向性を決めるのは、あくまでも米ドル次第となります。従って、慎重姿勢に切り替えたFRBの動向で、豪ドル円が落下する予想をしていきます。

それでは、より詳しく解説していきますね。

積極的姿勢に切り替えたRBA

消費者物価指数の予想以上の結果から、今回の豪政策金利では、市場の予想に反する0.25%の利上げを実施。この利上げ観測により、豪ドル円が上昇中。

5/31に発表された豪消費者物価指数の結果は、今年2月に発表された豪消費者物価指数の結果と同じ6.8%となりました。この結果を受け、RBA政策金利では、0.25%の利上げを実施。その理由を、発表後のロウ総裁の発言で確認していきましょう。

  • 上振れリスクを考えて決めた結果

これだけ!笑笑。まぁ、利上げを実施しながらも、2月の消費者物価指数の結果まで上昇してしまった事が要因なので、この内容が利上げ要因という事にしときましょう。

さて市場は、10月まで4.35%上昇する予想でいます。現在の政策金利が4.1%だから、後0.25%利上げする予想でいるみたいですね。そうなると、各中銀の利上げ示唆と同じ内容になってきます。ECBも2回の利上げ実施を示唆していますし、FRBも、6月を据え置きするみたいなので、7月で利上げすると考えれば、どの中銀も、経済指標次第となりますが、8月で、利上げ停止という事になります。

まぁ〜先程も言いましたが、経済指標次第となるので、何とも言えませんが、じっくり見ていきましょう。

7月のFOMCターニングポイント

6月のFOMCで発表される米政策金利は、据え置きが濃厚。ですが、7月のFOMCでは、再び政策金利を0.25%の利上げが優勢となっている事から、米ドル買いが継続中。その為、豪ドル買い円売りとなり、豪ドル円が上昇していますね。

米経済指標が好調な結果でありながら、6月の米政策金利は据え置きが濃厚。その理由は、FRB高官の発言によるハト派姿勢が決め手。発言内容は、以下の通り。

一旦、利上げを見送る事で、次回までのFOMCの間、より多くのデータを見る事ができる。

つまり、7月のFOMCまでの間、経済指標の結果で、その後の金利の方向性を決めるという事でしょう。その為、6月のFOMCで発表される米政策金利は据え置きにし、次の金利状況を判断する準備段階と言った所。

従って、7月のFOMCの内容がターニングポイントとなり、つまりは、方向転換する可能性が強い期間となりますので、経済指標を中心に注目していきましょう。

経済指標が重要

7月のFOMCまでの間、経済指標の結果が重要となります。もちろん次回の豪政策金利も重要なので、両国経済指標に注目。

さて、注目を集める経済指標とは?ですが、雇用統計・GDP・小売売上高・消費者物価指数が主になります。米経済指標では、PMIやPCEデフレータなどが上記の指標以外に注目を集めます。豪経済指標は、豪消費者物価指数(月次)が注目を集めます。

という事で、次回の政策金利まで、上記の経済指標に注目していきましょう。

ドル円 テクニカル分析

ここからは、テクニカル分析で解説していきます。上記のファンダメンタルズ分析と合わせて見て下さいね!

ドル円 日足

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現在日足は、エリオット波動B波のアップトレンドを予想。94円レジスタンスラインを境に落下して、エリオット波動C波のダウントレンドに発展していく予想でいます。ですが、完全に上抜けしてしまうと上昇モードにきりかわるので注意。また、アップトレンドライン上で動いている限り、B波の上昇は続きますので、このラインにも注意しましょう。

ドル円 4時間足

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現在4時間足は、エリオット波動C波のアップトレンドを予想。アップトレンドライン上で、動いている限り、上昇トレンドが継続すると考えてくれれば良いでしょう。

さて、4時間足では、日足でお伝えした94円のレジスタンスラインを加え、93円レジスタンスラインにも注目。このラインで反発されて、落下するか、もしくは、このラインが押し目となり、上昇するかに注目。

ドル円 1時間足

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現在1時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。アップトレンドライン上、もしくはチャネルライン内で、相場が動いている限り、5波が継続するものと考えてください。また、93円サポートラインにも注目。このラインを軸に、もう一段の上昇があるかもしれません。

さて、仮に調整落下した場合、目指すは、93円サポートラインです。そこまで落下すれば、1時間足は、下目線に切り替えたいと思います。それ以外は、上昇目線でいきましょう。

まとめ

ドル円が、落下するか、もしくは上昇するかは米経済次第です。豪経済も重要ですが、世界通貨の米ドルの売り買いには敵いません。

その米経済は、米金利の行方に注目が集まっています。米金利次第で、今後の相場の方向性が変わってくるので注目です。

では、ありがとうございました。

ほび太より

ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。