ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

ドル円の見通し(ジャクソンホールに注目)

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ドル円の見通しをお届け。

現在ドル円は、日銀金融緩和の継続と、米経済指標の底堅い結果を受けドル円が上昇。今月の米CPIの発表がありましたが、前年比が予想以上の結果になった事で、米経済が鈍化傾向にある事を回避された結果となり円売りが加速。

ほび太としては、現在日銀金融緩和の継続がドル円を動かしている印象が強いという事で、市場が日銀金融緩和の修正を期待されていない以上、今後、継続的な円売りとなり、ドル円が上昇する予想でいます。

さて、今後の見通しとしては、8月末に開催されるジャクソンホールに注目が集まります。また、引き続き米経済指標にも注目。

それでは、ドル円の見通しを、ほび太が解説していきます。

はじめに

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!

ドル円 ファンダメンタルズ分析

ドル円のリスクオン材料は以下の通り

次にリスクオフ材料は以下の通り

  • 為替介入に引き続き警戒
  • 米経済鈍化懸念

上記の内容を、詳しく説明して行きます。

日銀金融緩和の影響

日銀が金融緩和を引き締めしない限り、市場の間では、円売りが継続すると言う思惑が広がっています。

先日の日銀政策決定会合では、長期金利変動幅を修正。つまり、長期金利を上げても良いですよ!って事です。この修正を行なった事で、事実上の引き締めとなりましたが、市場が求めているのは、あくまでも短期金利の引き上げと、YCCの撤廃です。この2つの金融政策を引き締めしない限り、円売りが継続されると市場は予想しています。

また、日銀政策決定会合後も、長期金利を引き上げしても、国債の買い入れオペを実施した事で、更に円売りが加速しました。結局、金融緩和の修正をしてない事になりますよね!

では、この先どうしたら、日銀の材料で円買いに発展するのか?以下の通り。

今の所は、期待が持てないのが現状の為、日銀の材料では、円買に発展する期待は捨てた方が良いかもしれません。

FRB タカ派姿勢崩さず

FRBメンバーの、米経済に対するタカ派姿勢が依然継続中です。

ここまでの米経済指標を見る限り、明らに米経済が鈍化傾向にある事を確認できていますが、FRBはタカ姿勢を維持しています。市場との基準が異なるFRB。ではFRBは、どこを判断材料にしているのでしょうか?ほび太の予想は以下の通り。

  • 米経済指標の結果が、継続的に落下している事が確認できた場合。
  • その結果が、前回よりも大幅に下回っている事が確認できた場合。

上記2つの結果が表面化した場合、FRBは、政策金利の引き上げを終了すると見ています。

 

ここまでが、リスクオン材料となります。次にリスクオフ材料を紹介します。

為替介入に引き続き警戒

145円台では、日銀による為替介入の警戒が続いている為、現在ドル円の上値が重い状況となっています。

約1年前ぐらいに、日銀が為替介入を実施した場所が145円付近でした。現状、日銀が為替介入を実施しているかは不透明な状態ですが、市場間では警戒されています。

また、145円台のレジスタンスラインは、テクニカル上、1つのポイントになる、良い判断材料になるかもしれませんね。

米経済鈍化懸念

上記では、FRBが依然タカ派姿勢を維持していると話しましたが、正直、この先、米経済は鈍化傾向にしかならないと思っています。その理由としては、やはり、最近の米経済指標の結果が、前回よりも上がりにくくなっている事が理由にあげられます。その為、ここから先は、現状維持もしくは利下げ目線で見ていきたい思っています。ただ、まずはFRBメンバーの心変わりが必要な為、引き続き報道等に注目していきたい所ですね。

 

ここまでがファンダメンタルズ分析となります。現在、リスクオン材料が優勢となっている為、引き続きドル円は上昇目線の展開ですが、リスクオフ材料に警戒しつつ、上昇目線で見ていきましょう。

ドル円 テクニカル分析

ここからは、テクニカル分析で解説して行きます。日銀による為替介入のゾーンである145円のレジスタンスラインをポイントに見ていきましょう。

ドル円 日足

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現在日足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。単純にチャネルラインから外れたらアップトレンドが終了したと考えましょう。それと、145円レジスタンスラインには、日銀による為替介入の警戒があるので注意して下さい。

ドル円 4時間足

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現在4時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。チャネルラインから外れたら、アップトレンドが一旦終了する形となります。ただ、138円を下回らない限り、落下への方向転換はないと思って下さい。

ドル円 1時間足

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現在1時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。チャネルラインから外れた場合、アップトレンドが終了したと考えましょう。

145円レジスタンスラインが見えると思いますが、ここを上回ると、一気に上昇すると思うので注目。

1時間足は、142円サポートラインより上昇が始まっているので、エリオット波動5波のアップトレンドが終了しても、142円サポートラインを下回らない限り、落下への方向転換はないと思っていて下さい。

まとめ

米経済が鈍化傾向にある中、一向にドル売りとなる気配がありません。多少ドル売りが発生していると思いますが、やはり日銀による金融緩和の継続の影響が大きいため、ドル売りより円売りが勝り、ドル円が上昇しているという考えが妥当と見ています。ただFRBが、利上げを終了すると発言した場合はどうなるでしょうか?多分、ある程度のドル売り観測が出ると思います。

現在、日銀による金融緩和の修正期待がないので、ドル円の落下を期待するなら米金利の行方に注目して行きましょう。

では、ありがとうございました。

ほび太より

ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。