ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

ドル円の見通し(9月の米雇用統計・米CPIに注目が集まる)

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ドル円の見通しをお届けします。

ジャクソンホールでのパウエル議長の講演から、再び米利上げ観測が高まってきた事や、日銀のハト派姿勢が続いている影響で、ドル円は上昇中。

ほび太は、ファンダメンタルズ分析的にリスクオンが優勢、テクニカル分析でもドル円の上昇目線を予想していきます。ただ、日銀の為替介入に市場が警戒をしている為、リスクオフも若干有りの状態です。また、今後の米経済指標の結果次第では、リスクオフが優勢になる可能性があるので注意しましょう。

さて、今後の見通しは、パウエル議長が利上げを示唆する発言をした事から、9月の米雇用統計・米CPIの結果に注目が集まります。予想以上の結果となった場合、一気に利上げ濃厚になるかもしれません。

それでは、上記の内容を含め、ほび太がドル円相場の見通しを解説していきます。

はじめに

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!

ドル円 ファンダメンタルズ分析

ドル円のリスクオン材料は以下の通り

  • 米利上げ観測、再び高まる
  • 日銀金融緩和の継続

続いて、ドル円のリスクオフ材料は以下の通り

  • 日銀為替介入の警戒続く。
  • 米追加利上げは経済指標次第

以上の内容を、詳しく解説します。

米利上げ観測、再び高まる

ジャクソンホールでのパウエル議長の講演後、市場は、再び米追加利上げに期待を寄せ始めています。この影響もあり、ドル円は146円を上抜く展開となっています。

ジャクソンホールでのパウエル議長の発言を、少しだけ紹介します。

  • 更なる金融引き締めが必要な可能性がある。
  • ただ、追加利上げについては、今後の米経済指標の結果次第。

注目を集めた発言は、このくらいでしたが、追加利上げの可能性は低いと予想していた市場にとっては予想外の発言だったのではないでしょうか。

この反応により、市場が予想する11月・12月のFOMCの追加利上げ予想は、3割から5割に上がってきていて、据え置き予想が、7割から5割に減少している事から、追加利上げがあってもおかしくない展開となっています。こうなると、今後の米経済指標の結果がポイントになってくるでしょう。

さて、今後は、直近の米雇用統計と米CPIの結果にも注目していきたい所ですが、やはり、ポイントになってくるのが、9月・10月の米経済指標の結果だと思っているので注目していきましょう。

日銀金融緩和の継続

ジャクソンホールでの植田総裁の発言は、やはりハト派姿勢を強調する発言でした。内容は以下の通り。

  • 日本のインフレ目標2%を下回っている以上は、現金融緩和の継続が妥当。
  • また、最近は中国経済の減速が目立ち、その影響が、日本経済にも響くとして、今後も現金融緩和の継続を強調。

ここまでの円売りは、FRBのタカ姿勢の影響もありますが、日銀が現行の金融緩和を維持している事が最大の原因だと思っています。つまり、日銀が金融緩和を修正しない限り、本格的な円買いはないと見ているので、日銀がハト派姿勢を維持している以上は、ドル円は上昇目線が優勢になってくるでしょう。

 

ここまでがリスクオン材料です。次に、リスクオフ材料を紹介します。

日銀為替介入の警戒続く

一部の市場間では、日銀は為替介入しないのでは?という声もあるみたいですが、実際、相場では、146円を上抜いてからはレンジ気味に動いています。多分、市場は146円〜147円付近で、為替介入を警戒しているようです。引き続き、為替介入に警戒していきましょう。

米追加利上げは経済指標次第

FRBが追加利上げを実施するかは、今後の米経済指標の結果次第となります。その為、結果次第では、利上げ停止の可能性もあり得るので、注意して下さい。

 

ここまでが、ドル円のファンダメンタルズ分析となります。今の所、パウエル議長のタカ姿勢の発言と日銀のハト派姿勢がドル円の上昇を支援している状態。ただ、米経済指標が継続的に予想以下の結果となった場合、利上げ期待がなくなるので警戒して下さい。それと日銀による為替介入をした場合の円買い反応にも注意しましょう。

ドル円 テクニカル分析

ここからは、テクニカル分析で解説します。

ドル円 日足

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現在日足は、エリオット波動3波のアップトレンドを予想。チャネルラインで動いている限り上昇が継続。仮にチャネルラインから外れても、アップトレンドラインを下回らない限り、エリオット波動3波は継続します。

アップトレンドラインから外れた場合は、120円辺りまで落下する予想でいます。その後、再び上昇する見方でいます。

ドル円 4時間足

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現在4時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。チャネルラインから外れない限り、エリオット波動5波継続です。

エリオット波動5波が終了した場合、138円まで落下する見方でいます。

ドル円 1時間足

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現在1時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。4時間足と同じチャネルラインを引いていますが、下限ラインの位置が違うと思います。4時間足と1時間足の波動は、全く同じなので、後は、どちらのチャネルラインが有効かはお任せします。

 

では、ありがとうございました。

ほび太より

ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。