ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

豪ドルドルの見通し(米経済指標に注目)

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豪ドルドルの見通しをお届け。

豪経済減速や中国経済減速のリスクオフ材料が揃う中、更なるリスクオフ材料として、米追加利上げ観測が浮上してきました。この影響で、豪ドルドルの上昇も鈍く、下目線が続く豪ドルドル相場。

ほび太も、一旦、短期的な豪ドルドルの買い戻しを予想していますが、それが戻り売り狙いとなり、将来的に0.63まで落下する予想でいます。

さて、今後の見通しは、豪経済減速と中国経済減速のリスクオフ材料は、一旦落ち着いてきたので、米追加利上げの行方に注目が集まるでしょう。特に、ここから10月後半までの経済指標が重要となってくるので注目しましょう。

それでは、上記の内容を含め、豪ドルドル相場の見通しを、ほび太がお届けします。

はじめに

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!

豪ドルドル ファンダメンタルズ分析

豪ドルドルのリスクオフ材料は以下の通り。

  • 米追加利上げ観測期待高まる
  • 豪経済減速の予兆
  • 中国経済減速

次に、豪ドルドルのリスクオン材料は以下の通り。

  • 米経済指標に注目

以上の内容を、詳しく解説していきます。

米追加利上げ観測期待高まる

ジャクソンホールでのパウエル議長の発言後、再び米追加利上げ観測期待が浮上し始めました。パウエル議長の発言は以下の通り。

  • 更なる金融引き締めが必要な可能性がある。
  • ただ、追加利上げについては、今後の米経済指標の結果次第。

内容的には、今月FOMCで発言された内容と変わりありませんでしが、米経済指標については、最近の結果を見る限り、この先、ビックリする程の予想以上の結果が出る事はないと見ているだけに、追加利上げ観測期待については疑問が残ります。ただ、あくまでもFRBの見極め方は、継続的な経済指標の結果なので、揉み合ってる時点で、落ちが悪いという判断から追加利上げの対象になるので、ここら辺の見極めに注意しましょう。

豪経済減速の予兆

昨日発表された豪CPI(7月)の結果、予想以下の結果になった事で、9月5日に発表される豪政策金利では、現状、据え置きが優勢となっています。また、最近の豪経済指標の結果から、一部の市場関係者からは、来年の第二次四半期より前に、利下げが必要になってくるかも知れないと発言されています。

という事で、豪ドルドルは中期的に下目線になるでしょう。

中国経済減速

中国経済の詳しい情報等は分かっていませんが、不動産大手恒大集団の破綻が報道された事を受け、中国国民の収入減、雇用者数・失業率の悪化など、さまざまな経済悪化が表面化してきた中国経済。現時点では、相場もこの材料に対して、落ち着きを見せていますが、今後も、注目を集めるリスクオフ材料なので、注意してください。

 

ここまでがリスクオフ材料となります。次に、リスクオン材料を紹介していきます。

米経済指標に注目

米追加利上げ観測が期待されています。追加利上げを実現する為には、今後の米経済指標の結果が予想以上となる事。また、予想以下になっても、落下する事なく揉み合いが継続する事です。ただ、最近の米経済指標の結果を見る限り、鈍化傾向にある印象があります。とても追加利上げをする状況とは思えない中、近日、米雇用統計と米CPIの発表があります。もし、予想以下の結果となった場合、リスクオンが優勢となり、豪ドルドルの上昇対象となるので、非常に注目です。

 

ここまでが、豪ドルドル相場のファンダメンタルズ分析となります。豪経済の減速や中国経済の減速はリスクオフ材料となりますが、こちらの材料は、一旦落ち着きを見せています。あとは、米追加利上げの材料となりますが、こちらに関しては、まだ決まっていないので、この先豪ドルドルが上昇する可能性は、十分有り得ます。ポイントとなる米経済指標の結果に注目しましょう。

豪ドルドル テクニカル分析

ここからは、テクニカル分析で解説します。

豪ドルドル 日足

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現在日足は、エリオット波動5波のダウントレンドを予想。現在も落下気味に動いていますが、0.69レジスタンスラインを上限に、将来的に0.62を下回る予想でいます。

豪ドルドル 4時間足

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現在4時間足は、波動が分からず、とりあえずチャネルラインを上抜いているので、0.66レジスタンスラインまで上昇する予想でいます。

この0.66ラインがポイントになり、上抜けば更に上昇し、抵抗されれば更に落下する見方でいます。

豪ドルドル 1時間足

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現在1時間足は、エリオット波動4波のアップトレンドを予想。チャネルラインに沿って上昇していく予想です。4時間足と同様に、0.66レジスタンスラインまで上昇する予想でいます。0.66を上抜けば、0.67がターゲットになってくるのかなぁという感じで見ていきたいと思います。

まとめ

リスクオフ材料が優勢になっている豪ドルドル相場ですが、米追加利上げ観測期待が低下すれば、ある程度の上昇が期待できる感じで見ています。その判断材料として、米経済指標の結果に注目が集まりますので、上昇狙いの方は期待しましょう。ただし、その上昇も、戻り売り狙いにされてしまう予想なので、気をつけて下さい。

では、ありがとうございました。

ほび太より

ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。