ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

ドル円の見通し(今後こそ落下するか?150円が最大のレジスタンスライン)

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ドル円の見通しをお届けします。

ほび太が予想したテクニカル分析は以下の通り

日足はエリオット波動C波のアップトレンドが継続中。
4時間足はエリオット波動A波のダウントレンドを予想。
1時間足は、エリオット波動B波の修正波を予想。150円・151円のレジスタンスラインで落下する予想。

 

続いて、ドル円のメイン材料は以下の通り

ドル円のメイン材料

     日銀金融緩和修正

他、ドル円のリスク材料は以下の通り

 (リスクオン材料)

 (リスクオフ材料)

  • 米経済は鈍化傾向を辿る

現在のドル円は、緩やかな鈍感傾向にたどる見通しを示したFOMC議事録でのFRBタカ派姿勢にドル買いが継続している一方、いまだハト派姿勢を継続している日銀の影響で、円売りが継続中。その事から中々落下しない現在のドル円相場となっています。

ただ、諸説、来年の春にも日銀がマイナス金利を解除する可能性がある事や、タカ派姿勢でありながらも、将来的に利下げをする米経済に期待が薄れ、利益確定のドル売りが強まっいる可能性がある事から、今週のドル円の落下は、天井を打った可能性があると一部の市場で予想されています。

ほび太としては、単にブラックフライデーの影響で、市場参加者が少なく、ポジション調整をしたのでは?と思っていますが、チャートの形状が悪化した場合、もしかしたら本格的に落下するかもしれませんね。

それでは、色々な思惑があるかもしれませんが、上記の内容を基に、ドル円相場の見通しを、ほび太が解説していきます。

はじめに

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!

日銀の動向

この材料は、現時点ではリスクオン材料ですが、今後の展開次第では、リスクオフ材料となり、ドル円が落下する可能性がある為、非常に注目が集まります。

さて、ドル円は、引き続き日銀の動向次第で、新たな方向性が示される場面。その日銀、未だハト派姿勢を継続している為、FRBが利上げ観測後退を示唆しても、円売りが継続しているので、中々ドル円が落下する事なく現在の相場に至ります。

今後、日銀はどんな動きをするのか?また、どのような見通しになるのか?解説していきます。

日銀に注目が集まるのは来年の1月から

日銀に注目が集まるのは、来年1月早々から!理由としては、やはりマイナス金利解除の期待ではないでしょうか!ただ、そのマイナス金利解除も必ず実施するとは限らない為、現時点では不透明。それでも、多くの市場関係者は、来年3月にマイナス金利を解除するのでは?と予想しているので注目が集まるでしょう。

今後、注目するポイント

マイナス金利解除までの間、日本経済指標に注目。特に日本消費者物価指数は、植田総裁がマイナス金利解除の条件に、インフレ率3%が目標と掲げているので、残り3ヶ月間の日本消費者物価指数には注目が集まります。

その日本消費者物価指数ですが、11/24に発表された内容は、前年比・コア前年比ともに、前回を上回る結果となりました。ただ、予想以下の結果となった為、マイナス金利解除の期待は、若干薄れた形となりましたら、それでも、3%に到達した事は事実なので、来月の日本消費者物価指数の結果に期待が集まってくると予想しています。

日銀政策決定会合

日本消費者物価指数と同じく日銀政策決定会合にも注目が集まります。特に来年1月に開催される日銀政策決定会合には、政策金利について、何らかの示唆があるかもしれないので、かなり重要な指標になると思います。

以上のように、少しづつ日銀のマイナス金利解除に期待が集まる予想でいます。ただ、同時にマイナス金利解除をしなかった場合も、注目が集まります。現時点ではマイナス金利解除の有無は不透明ですよね?今後、もしかしたら、マイナス金利維持でドル円が上昇する可能性もあれば、マイナス金利が解除され、ドル円が落下する可能性もある為、正直、どちらに転んでも、面白い展開になるのではないでしょうか?今後に注目していきましょう。

他、ドル円のリスク材料

その他、ドル円のリスク材料を紹介していきます。まずはリスクオン材料からの紹介です。

FOMC議事録はタカ派だった

今週発表されたFOMC議事録は、個人的にタカ派の内容だった思い、この影響で、再びドル買いを加速させた原因になったと思っています。

その議事録の内容は、以下の通りです。

  • 今後の利上げについて慎重なアプローチを取ることが可能であり、インフレ低下の進展が不十分であることを示す情報が入ってきた場合にのみ、金利を引き上げる必要がある。
  • 慎重に進む状況にある
  • インフレ目標に向けた進展が不十分であることを示す情報が入ってきた場合、さらなる金融引き締めが適切
  • インフレ率はFRBの目標を「大きく上回ったまま。

つまり、今後米追加利上げの可能性はないと思いますが、依然インフレ率が高止まりしているとも強調していますよね?という事は、米経済は、ここまで追加利上げを行なってきても、インフレ率を制御できなていない=米経済は堅調という解釈ができますし、なお追加利上げの可能性が残されている事から、今後、米追加利上げの可能性が薄いとしても、積極的なドル売りにはならないと思っています。つまり、ドル円は今後も落下しにくい状況になってくると思います。

続いて、リスクオフ材料の紹介です。

米経済は鈍化傾向を辿る

米利上げ観測が終了しても、米インフレ率が高止まりをしている事で、中々ドル売り反応にならない現在のドル円相場。ですが、今後間違いなく米経済は鈍化傾向に辿り、また、来年には米利下げ観測も出ていますよね?つまり、来年必ずドル円は落下するでしょう。ただ、徐々に落下していく感じになると思うので、利益は中期的に得られると思っていた方が良いかもしれません。

ドル円 テクニカル分析

ここからは、テクニカル分析で解説していきます。

ドル円 日足

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現在ドル円は、エリオット波動3波のアップトレンドが継続中。チャネルラインから外れるまでは上昇目線で見ていきましょう。

このチャネルライン内は、何度も落下するような場面がありましたが、全て押し目買いとなり、今日まで上昇しています。そして、今回も落下しそうな場面です。一概に落下と決めつけないよう注意して下さい。

ドル円 4時間足

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現在4時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドが終了し、ここから落下していくパターンとなります。現在147円まで落下した後、その後は149円まで上昇していますが、150円レジスタンスラインを上限に、ここから落下していく予想をしていきたいと思います。その後は147円のサポートラインを下抜けする事を条件に、落下トレンドになる予想でいます。

逆に、150円レジスタンスラインを上抜けた場合は、その後、151円のレジスタンスラインに注目。このレジスタンスラインまで上抜けした場合は、147円は押し目買いだった事になるので、再び上昇トレンドになると思っています。

ほび太としては、150円で止まれば、自信を持ってショートエントリーをしていきたい所ですが…

ドル円 1時間足

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現在1時間足は、エリオット波動B波の修正波を予想。150円レジスタンスラインを上限に、エリオット波動C波で落下する予想をしていきたいと思います。ただ、今後落下していく条件は、147円のサポートラインを下抜ける事なので、ここを下抜け出来ない場合、再び上昇トレンドになるので注意。

また、150円レジスタンスラインを上抜けした場合、151円レジスタンスラインに注目。この151円まで上抜けしてしまった場合は、上昇トレンドになると思っています。

落下するなら、150円のレジスタンスラインで落下してほしいと思っています。

まとめ

FRBタカ派姿勢を継続している事から、しぶとくドル買いが継続。また、日銀のハト派姿勢が更にドル円をサポートしている状態なので中々落下してくれません。

ただ、今後は鈍化傾向を辿る米経済を加味した場合、中期的にドル売りが優勢になるのかなぁっと思っていますし、日銀が、来年マイナス金利を解除する可能性がある為、ファンダメンタル的には、ドル円が十分落下する要素があると思っています。

では、ありがとうございました。

ほび太より

ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。