ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

豪ドルドルの見通し(3月のFOMC前に向けた調整売りか?)

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豪ドルドルの見通しをお届けします。

始めに、ほび太が分析した豪ドルドル相場のテクニカル分析結果は以下の通り。

豪ドルドル相場のテクニカル分析結果
日足はエリオット波動5波のダウントレンドを予想。
4時間足はエリオット波動5波のアップトレンドを予想。
1時間足はエリオット波動1波のアップトレンドを予想。

 

次に、豪ドルドル相場のメイン材料は以下の通り

豪ドルドル相場のメイン材料

    堅調な米経済が続く

他、豪ドルドル相場のリスク材料を紹介

 (上昇材料)

  • ドル円の上昇
  • 一旦、米ドル売りに

 (落下材料)

  • 弱い豪経済

現在の豪ドルドル相場は、豪経済指標の鈍化により豪ドル売りが先行していますが、対円で豪ドル買いになっている事から、豪ドルドル相場は短期的に上昇。また、引き続き米経済が堅調ではありますが、積極的な米ドル買いが縮小されてきた事も豪ドルドルの上昇に繋がっている感じがします。従って、短期的には上昇、長期的には落下を予想。

ただ、3月にFOMCが開催されますが、今回のFOMCは政策修正が予定されている為、市場は、FOMCを焦点に再び米ドル買いに動いてくる可能性があり、今は戻り売りを狙っているような感じがするので油断できません。

それでは、上記の内容を基に、豪ドルドル相場の見通しを、ほび太が解説していきます。

はじめに

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!

堅調な米経済が続く

この材料は、米ドル買いの材料となります。

1月・2月の米経済指標が堅調だった事もあり、市場では、当初予想した3月の利下げ観測を後退。この流れが現在の米ドル買いの要因になっています。では、いつ利下げをするのでしょうか?

米経済指標は堅調

1月・2月の米経済指標は、市場の予想を覆した結果となり、去年に続き米ドル買いになっています。特に米雇用統計・米CPI・米PPIは、去年12月末の時点で鈍化気味の結果となっていましたが、1月・2月で脅威的な回復。この結果が米ドル買いの動きに繋がっている現在の為替相場です。

米利下げ観測はさらに後退?

現在の米経済指標が堅調な事から、FRBメンバーのウォラー理事は、次の予想をされています。

  • インフレ指標の鈍化傾向が見られない為、まずは少なくともあと2カ月程度は利下げを先送りすべきとの見方。
  • 金融政策を正常化するために利下げ開始を急ぐ必要はない
  • 大きな経済ショックがなければ、利下げを数カ月遅らせても短期的に実体経済に大きな影響はないはず

このように、利下げを開始する時期は現時点では不透明であり、また少なくとも2ヶ月は様子見というぐらいなので、6月もしくは7月あたりになるのでは?という予想が立てられます。そして、大きな経済ショック!という発言は、もしかすると7月以降になる可能性もあり得る程、現在の高インフレは市場が思っている以上に、FRBからは脅威的に感じる数値というニュアンスのある発言だと思っています。

今年も、米ドル買いベースの為替相場になるかもしれませんね。

3月FOMCに注目

さぁ、となると注目を集めるのは、3月のFOMCではないでしょうか?1月末に発表となったFOMCなので、当然、2月の堅調なインフレ指標の結果はわからない中での発言です。加えて、仮に3月のインフル指標も堅調な結果で終わった場合、FOMCでのパウエル議長の発言に大注目が集まるでしょう。もしかしら、もう1段階の利上げも!なんて発言したら、全面米ドル買いになります。要注目です。

他、豪ドルドルのリスク材料

米経済が堅調の中、何故か短期的に上昇傾向です。その理由について予想してみました。まずは、上昇材料からです。

ドル円の上昇

もしかすると豪ドル円の上昇が、豪ドルドルの上昇のきっかけとなっているかもしれません。

先日、どこかのエコノミストが、豪金利が利上げするかもしれないとの予想をした事で、豪ドル買いとなっています。加えて、毎度、発言が伝わっている日銀のハト派姿勢も、豪ドル買いに繋がり豪ドルドルに影響している可能性があります。

3月のFOMCに向け調整

豪ドルドルの短期的な上昇要因として、3月のFOMCに向け、一旦ポジション整理を行っている可能性があります。いわゆる戻り売りを狙うという事です。

3月のFOMCは、上記で書いた通り注目が集まるので、なるべく高い位置で豪ドルドルをショートをしたいという市場の心理があるのかも。

続いて、落下材料を紹介。

弱い豪経済

こちらは、ほび太が勝手に予想しましたが、先日エコノミストが、豪経済は利上げをするかもという予想をしていましが、1月・2月の豪経済指標はかなり鈍化傾向にある事から、まず利上げはないという見方でいます。その為、この先の豪ドルドル相場は、更に落下していくと予想しています。

豪ドルドル テクニカル分析

ここからは、テクニカル分析で解説していきます。

豪ドルドル 日足

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現在の日足は、エリオット波動3波の押し目買いを予想したい所ですが、押し目場所が中途半端な所を加味すると、もう1段階の落下を予想していきたいと思っています。ただ、仮に上昇した場合、0.67までの上昇、もしくは0.69までの上昇を予想していきます。

ちなみに、0.69レジスタンスラインを抜ければ、上昇する方向転換のターニングポイントになると思っています。

長いダウントレンドラインを上抜けているので上昇目線に切り替えたい所ですが、米経済の強さで、中々豪ドルを買いたいと思えない市場の心理が相場に出ている感じがします。

豪ドルドル 4時間足

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現在の4時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想していきます。0.65付近のサポートラインを行ったり来たりの相場展開となっていますが、ほび太としては、赤矢印の方向を予想。0.65レジスタンスラインとなった場合は、青矢印の方向になると思います。

豪ドルドル 1時間足

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現在の1時間足は、エリオット波動1波のアップトレンドを予想。まずはチャネルラインに沿ってトレードしていきましょう。チャネルラインから外れた場合、0.6540.648のサポートラインを意識して、押し目買いをしていきたいと思います。

ちなみに、0.662レジスタンスラインを上抜けた場合は、上昇トレンドの方向転換の合図になるので注目。

豪ドルドルの注目材料

直近の豪ドルドル相場に関連した指標を紹介。

  • 2/28 豪CPI月次
  • 2/29 米PCEデフレータ
  • 3/2 ISM製造業指数
  • 3/6 豪実質GDP第4四半期
  • 3/6 ADP雇用者数
  • 3/7 JOLTS求人件数
  • 3/8 米雇用統計

では、ありがとうございました。

ほび太より

ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。