ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

NZドル円の見通し(NZ経済は鈍化開始)

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NZドル円の見通しをお届けします。

はじめに、ほび太が分析したNZドル円テクニカル分析結果は以下の通り

日足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。
4時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。
1時間足は、エリオット波動A波のダウントレンドを予想。

 

次に、NZドル円のメイン材料を紹介

NZドル円のメイン材料

NZ中銀 インフレ低下を確認

他、NZドル円のリスク材料を紹介

 (上昇材料)

  • 堅調な米経済 ターニングポイント
  • 日銀マイナス金利解除の行方

現状のNZドル円は、2/28に発表されたNZ政策金利で、市場が予想していた利上げ観測が外れ、現状維持した事によりNZドルが大きく売られています。加えて高田日銀審議委員が、早期マイナス金利解除を示唆した事により、NZドル円が落下。

ただ、チャート上は、まだまだ上昇目線で、米経済や日銀の行動次第では、ここから更に上昇する可能性があるので注意。それでも、最近の相場は明らかに上昇が鈍っていますよね。もしかしたら、ここから下り坂の可能性もあり。

それでは、上記の内容を基に、NZドル円相場の見通しを、ほび太が解説していきます。

はじめに

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!

NZ中銀 インフレ率低下を確認

この材料は、落下材料となります。

2/28に発表されたNZ政策金利は、市場が予想していた利上げ観測が後退する形となり、終わってみればNZドル円は大きく落下しました。今後は、現状維持が優勢になってくるのでしょうか?NZ経済の今後の見通しを解説していきます。

NZ政策金利

2/28に発表されたNZ政策金利の内容は、以下の通りになります。

  • コアインフレ率とインフレ期待の大半の指標は低下しており、インフレ見通しに対するリスクがより均衡した状態になった。
  • インフレ率を目標レンジ以下に低下させるため、しばらくは制約的な政策を維持する必要がある

今回の政策金利は、エコノミスト28人中27人が金利据え置きを予想。現状維持は5会合連続となりました。

5会合連続となれば、もう利上げの可能性はかなり薄くなりましたね!ここからは、NZドルは売られやすい通貨となるのでしょう。

NZ経済の今後は?

NZ経済の今後の見通しとしては、ここ数ヶ月間インフレ率が低下するとエコノミストが予想。今年下半期には目標に戻るとの見方も出ているみたいです。まぁ〜2月13日に発表された2年インフレ予想では、すでに低下する予想が出ていたので、ここから先は利下げも視野に入れた相場環境になりそうです。

その他、NZドル円のリスク材料

NZドル円が売られやすい展開となっていますが、あくまでも円次第となります。その円ですが、引き続き売られやすい環境にいますが、少しづつ日銀の姿勢が変わってきた事もあり、円買いに傾いてきています。後は米経済ですね。それでは解説していきます。

堅調な米経済 ターニングポイント

堅調な米経済が続いていますが、3月の米経済指標の結果次第で、ターニングポイントを迎えると思っています。3月の米経済指標が良ければ利上げの可能性があり、円が売られやすい状況が続きます。ただ、円も流石に売られ過ぎだと思うので、そこが少し気になります。

一方、結果が悪ければ、引き続き現状維持の可能性が高まるでしょう。現状維持となれば、その先にあるのは利下げ観測で、ドル売り円買いの展開になってくると思います。ただ、徐々に円買いとなると思うので注意して下さい。

日銀マイナス金利解除の行方

注目を集める日銀マイナス金利解除の行方ですが、先日、高田日銀審議委員からサプライズ発言が飛び出しました。

  • 不確実性あるが2%目標の実現がようやく見通せる状況になってきた。
  • 金融政策のギア、非常に強い金融緩和から一段下げてもいいのではないか。

この発言により円買いの展開になりました。マイナス金利解除のネタは、相場に織り込まれていると思っていましたが、なんだかんだで円買い反応になりましたね。というのも、市場が予想した4月のマイナス金利解除予想が、この発言により、3月に前倒しされる可能性が高まってきたからです。

ただ、マイナス金利解除後は、更なる利上げの可能性が薄い為、今後、爆発的な円買いになるのか?と言ったら、そこまでの期待はしないほうが良いでしょう。

それでも、米経済が落ち込んでくれば、多少の円買いになると思うので、日銀とFRBのセットで見ていきましょう。

NZドル円 テクニカル分析

ここからは、テクニカル分析で解説していきます。現時点では、NZ経済の鈍化懸念は確定しているので、後は米経済の状況をメインに、日銀マイナス金利解除の行方とその後の日銀の対応次第で、今後のNZドル円の方向性が見えてくると思っています。

NZドル円 日足

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現在の日足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。チャネルラインに沿って上昇中。チャネルラインを抜けた場合、一旦、上昇はストップしますが、88円サポートラインを下抜けない限り上昇目線は継続するものだと考えて下さい。

NZドル円 4時間足

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現在の4時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。日足と同様、チャネルラインに沿って上昇中。チャネルラインを下回った場合、一旦、上昇はストップしますが、89円サポートラインを下抜けない限り、上昇目線が継続されます。

NZドル円 1時間足

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現在の1時間足は、エリオット波動A波のダウントレンドを予想。ここからエリオット波動B波の展開になると思いますが、92円レジスタンスラインと92.5円のレジスタンスラインを上限にB波が終了し、その後は、エリオット波動C波で、91円サポートラインを下抜ける予想です。

では、ありがとうございました。

ほび太より

ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。