豪ドルドルの見通しをお届けします。
はじめに、ほび太が予想した豪ドルドルのテクニカル分析結果は以下の通り
続いて、豪ドルドルのリスク材料は以下の通り
(下落材料)
- トランプ大統領の政策
(上昇材料)
- 中国、更なる景気刺激策に期待
- 堅調な豪経済継続
現在の豪ドルドルは、中長期的には下目線ですが、短期的には上昇する可能性があるので、レジサポラインをしっかり把握してトレードしていきましょう。
さぁ、米大統領選後に開催された中国全人代の影響もあり、豪ドルドルは短期的に上昇しました。今後も中国の報道には目が離せませんが、トランプ大統領の政策の方が注目度があるので、引き続き下落目線を意識したいです。なので、豪ドルドルでは、戻り売りを中心にトレードしていきましょう。
それでは、上記の内容を基に、豪ドルドル相場の見通しを、ほび太がお届けします。
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
豪ドルドル リスク材料
短期的には中国全人代の影響もあり、ひとまず上昇しやすい相場環境になっています。ただ、来年からトランプ政権となるので、再びどこかで米ドル買いになる可能性があります。もしかしたら既にリスク回避の米ドル買いが発動しているかもしれません。
では、もう少し詳しく豪ドルドル関連のファンダメンタルを紹介します。
まずは、下落材料から紹介します。
トランプ大統領の政策
トランプ大統領は、中国輸入製品に60%の関税を実施するみたいですね。8年前も60%の関税を中国製品に課してましたが、バイデン政権で一部製品の関税を撤廃。再度、トランプ氏が大統領に就任した事で、再び60%の関税を中国製品に課すとの事。
貿易相手国の豪経済にとっては、中国経済の低下はリスクオフとなる為、今後も対米ドルでは、豪ドルが売られやすい状況となりそうです。
また、台湾有事の際は、200%の関税を課すとの報道もあるので、今後、重要なテーマとなってくるでしょう。
続いて、上昇材料を紹介します。
堅調な豪経済継続
11/5に発表した豪政策金利は、前回動揺、4.35%の政策金利を発表。据え置きですね。発表後のブロック総裁の発言は以下の通りです。
- 総合インフレは大幅に低下し、しばらく低下したままとなる。
- インフレ率は、依然として高過ぎる
- 現時点では適切な設定
- 状況が予想以上に悪化し始めたら、すぐに行動できるよう努める
最初の利下げは来年5月と市場が予想していますが、早ければ来年2月の可能性も。焦点になるのが、来年1月の四半期毎の豪CPI(第4四半期)の結果を見てから考えるとの事なので、その為、2月の利下げ観測が浮上しています。
中国、更なる景気刺激策に期待
米大統領選後に開催された中国全人代は、新たな景気刺激策を発表。内容は、地方政府の債務上限の引き上げです。正直、そこまで大した景気刺激策ではない為、なんで豪ドルが反応したのか理解できませんでしたが、おそらく期待から上昇して、結果で反落みたいな感じでしょうか?どちらにしても、直接、資金を導入したわけでは無いので、景気刺激策としては弱いですね。
ただ、更なる景気刺激策を用意しているみたいなので、少し先の話になりますが、そちらに期待です。
豪ドルドル テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説していきます。豪ドルドルについては、短期足のみを分析していきます。
豪ドルドル 4時間足
現在の4時間足は、エリオット波動2波のアップトレンド、もしくはエリオット波動4波のダウントレンドを予想。
0.655のサポートラインを下抜けるまでは、エリオット波動2波のアップトレンドが継続。
0.67のレジスタンスラインを上抜けるまでは、エリオット波動4波のダウントレンドが継続と、少し判断的に難しい場面です。
ほび太としては、現状のファンダメンタルから、下落目線でみていきたい所ですが、まずは、矢印通りに沿ってトレードしていきます。
豪ドルドル 1時間足
現在の1時間足は、エリオット波動2波のアップトレンドを予想。0.66のサポートラインで反発もなく下回ってしまいましたが、再度0.66ドルを上回ると上昇のチャンスなので、赤の矢印のように、反発があった場合はロングエントリーしていきましょう。
ただ、0.66ドルのレジスタンスライン反発され、戻されてしまった場合は、もう1段階の下落が予想されるので、注意してトレードしていきましょう。
では、ありがとうございました。
ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。