ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

豪ドルドル 来週の見通し(上値が重くなっできた)

スポンサーリンク

 

 

 

f:id:Original23:20210530184559j:image

久しぶりに豪ドル円の値動きと違った動きをした今週の豪ドルドル相場。

円売り<豪ドル買い=米ドル買いの流れだと思っていますが、もちろんその原因となったのが、今週、重要度の高い報道が重なった事が原因でしょう。

  • 来週も、今週みたいな動きになるの?
  • 来週の材料は?

こんな疑問も含め、来週の豪ドルドル相場を、ほび太なりのファンダメンタルズ分析とテクニカル分析で解説したいと思います。

 

 

はじめに

このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。

 

豪ドルドル 来週の見通し

 (来週の方向性)

  • 日足は引き続きレンジ相場内での動きを予想。ただし上昇の可能性は低いと見ています。
  • 短期的(1時間足)は、エリオット波動4波の落下目線で見ていきます。

 (来週のテーマ)

  • 1.7兆ドルインフラ経済対策
  • RBA理事会
  • 米雇用統計
  • 経済指標

以上4つのテーマで解説していきます。

 

1.7兆ドルインフラ経済対策

まずは、直近で1番早い材料になる可能性が高い1.7兆ドルインフラ経済対策ですが、早くても6月1日にも結果でるかもしれないので、非常に注目が集まっています。

このインフラ経済対策が合意となれば、米ドル売り/豪ドル買いとなるので、豪ドルドルの上昇が期待されますが、もしかすると、織り込んでいる可能性があるので注意して下さい。

 

RBA理事会

来週発表となる豪政策金利に注目が集まります。

世界的にも唯一経済回復を見せている豪経済ですが、今後世界から遅れをとる可能性があると報道されていますね。

原因は、賃金の低さではないでしょうか?理由さておき、賃金が低いと雇用の伸びも鈍化してきますし、転職も増加し失業率も部分的に上がってしまいます。勝手な解釈ですが。笑

なので、賃金の低さの改善策は、雇用統計の更なる改善であり、豪企業の更なる景気回復だと思っています。

そう言った意味でも、現行の量的緩和でサポートが当面継続する予想でいますし、現状も縮小する報道もないので、現行の量的緩和の継続は間違いないでしょう。

ただ、ニュージーランド(RBNZ)もタカ派の発言をしているので、もしかしたら、RBA理事会もタカ派の考えを発言をするかもしれないので、注目していきましょう。

 

経済指標

来週、重要度の高い経済指標をまとめました。

                                            (前回)    (予想)

  • 6/1  米ISM製造業指数       60.7       61
  •        豪政策金利
  • 6/2  豪実質GDP(第1)         3.1
  • 6/3 米ADP雇用者数           74.2      70       
  •       米ISM非製造業指数     62.7      63
  • 6/4  豪貿易収支
  •   米雇用統計(雇用者数) 26.6      66.3

                                  (失業率)    6.1%   5.9%
     
 

この経済指標で、注目される指標は、もちろん米雇用統計ですね。

流石に、前回よりも悪化する事はないと見ていますが、改善の鈍化、つまりいくら前回よりは良い数値が出たとしても米ドル売り/豪ドル買いとなるでしょう。

まぁ〜結果が出ないとなんとも言えない経済指標なので、ここは様子見でいきます。

 

6兆ドル予算案

今週バイデン大統領から、2021〜2022年までの予算案を公表されました。

まぁ〜内容はともかく、豪ドルドルの反応が鈍いのが気になります。円売りだから?と思っていますが、ダウ先物が上昇しているので、米ドル売りとも言えますね!何故だろう?

もしかすると、豪ドル買いがかなり縮小している可能性があるので、そろそろ豪ドル通貨の売りに転じるべきかなぁと思っています。

まぁ〜こちらの材料も、もう少し様子見です。

 

ファンダメンタルズ分析 まとめ

 (豪ドルドル 上昇要因)

  • RBA理事会でのタカ派発言。
  • 米雇用統計の悪化。
  • 1.7兆ドルインフラ経済対策の合意。
  • 量的緩和の継続

 (豪ドルドル 落下要因)

  • 豪ドル買いの減少。6兆ドル予算案時の反応を見てくれれば分かります。
  • 米雇用統計の改善。
  • コロナ感染クラスターが発生。

やっぱり気になるのが、6兆ドル予算案を公表した時の豪ドルドルの上昇の鈍さですね。豪ドル買いの減少も考えられますが、豪ドル買いの減少の原因が、コロナ感染クラスターがオーストラリア国内ででた事が、上値を重くした可能性がある為、来週も豪ドルドルの値動きに注目ですね。

 

豪ドルドル テクニカル分析

ここからはテクニカル分析で解説します。

 

豪ドルドル 日足

f:id:Original23:20210530210940j:image

現在日足はレンジ相場が継続中です。日足だけではわかりづらいので、来週は、短期足を中心に見ていきましょう。

 

豪ドルドル 1時間足

f:id:Original23:20210530211129j:image

現在1時間足は、チャネルライン内での値動きを想定し、エリオット波動4波の落下目線です。なのでもう少し落下する予想で見ています。

ですが、日足のレンジのサポートラインに到達している為、ここから更に落下を狙うのであれば、しっかりダウントレンドラインを引いて、ポジションを取る事をオススメ。

因みに、4時間足ではエリオット波動2波もしくは3波継続の落下目線です。

 

まとめ

少なくとも、日足のレンジ相場継続の落下目線で見ていますが、来週も材料が盛りだくさんなので、乱高下する可能性があります。十分注意してトレードして下さい。

 

では、ありがとうございました。