今週は、米雇用統計が予想を上回った事により市場では米景気減速が後退しドル買いが再発。又、日本財務省では、追加介入の可能性もあるとしながらも依然不透明。以上の内容から、ドル円は145円を突破した形となりました。
さて来週は、複数のインフレ指標の発表、それからFOMC議事録も開催。景気減速懸念が再び再発するか、もしくは米雇用統計の改善により更なるタカ派姿勢となりドル買いが加速するかに注目。
テクニカルでは、日足はエリオット波動5波のアップトレンドが継続。4時間足でも同様のアップトレンドが継続。
それでは、上記の内容を含め、来週のドル円相場の見通しを解説していきます。
はじめに
月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足を使った中期トレード予想ブログ。
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析でポイントを押さえ、リスクの軽減とチャートの方向性を重視したブログです。
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ドル円 来週の見通し
(ファンダメンタルズ分析)
- 経済指標
- FOMC議事録
(テクニカル分析)
ドル円 ファンダメンタルズ分析
まずは、ファンダメンタルズ分析を解説していきます。
経済指標
来週の経済指標は以下の通り
インフレ指標が多い週となります。予想を上回った雇用統計に続く指標はあるのか!もし全ての指標が、予想よりも上回った場合、利上げ幅に大きな変更があるかもしれません。
FOMC議事録
先月開催されたFOMCでは、積極的な利上げを示唆しました。内容は以下の通り
- FRBは2023年まで4.4%の利上げを予想
- 年内は1%か1.25%の利上げで、意見が分かれる
- 2024年まで利上げはしない。
この内容が、米雇用統計が改善された事により、内容が変わるのかに注目していきましょう。
為替介入
強い米ドル買いから、現在145円を突破されている状況。追加介入をしなければ効果が薄く、来週の米経済指標が強ければ、更なる米ドル買いとなり、逆に145円がサポートされそうな状況になります。
さて、今週までの日本財務省の発言は以下の通りです。
- 介入資金に限界があるとは認識していない
- 介入で過度な変動に必要な対応。
- 介入に備え流動性に最大限配慮した運用を行っている
- 今後も必要なら介入。
今後も為替介入の動きはあるみたいです。ただ介入の公表しないみたいなので、チャートで判断していきましょう。引き続き注目です。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説していきます。今日は、日足の代わりに1時間足を分析してみました。
ドル円 4時間足
現在4時間足は、前回予想した分析を変更して、急落した場所をエリオット波動4波とし、現在はエリオット波動5波のアップトレンドに入っていると予想しています。
アップトレンドラインに沿って上昇する可能性もありますが、もう少し揉み合う感じで見ている為、まずはアップトレンドラインに沿ってロングエントリー。仮に抜けてしまった場合は、すぐに損切りして、143.5円又は144円まで下がるのを待ってから、再度ロングエントリーをオススメします。
ドル円 1時間足
現在1時間足は、エリオット波動3波のアップトレンドを予想しています。ただし、145円のラインがサポートラインに切り替わらなければ、上昇は厳しいと思うので、まずはそこの確認から分析していきましょう。
まとめ
現在のドル円は、上昇しすぎてショートを狙いがちになってしまいます。ただ、145円という大きな境界線が存在した事により、この先の方向性が明白になってきましたね。
ちなみに、細かい部分を見るためにも、日足・4時間足よりも、今のドル円は、1時間足が合っていると思うので、ここから先は1時間足をメインに、30分もしくは15分足を交えてトレードしていきましょう。
(ドル円 落下要因)
- 日本政府による為替介入。
- 米景気後退の恐れあり。
(ドル円 上昇要因)
では、ありがとうございました。
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